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紳士同盟 ハヤカワ・ミステリ
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 早川書房/早川書房 |
発売年月日 | 2006/06/10 |
JAN | 9784150017880 |
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紳士同盟
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商品レビュー
2.5
4件のお客様レビュー
小林信彦の小説があったり、それを映画化したものがあったり、最近は同盟の漫画があったりもするようだけど、これは別物。犯罪の話だけど、かっこいい詐欺師の話などではなく、身も蓋ももない銀行強盗である。 イギリスを舞台に、特殊な能力を持つ退役軍人のチームが銀行を襲う、という設定は、なか...
小林信彦の小説があったり、それを映画化したものがあったり、最近は同盟の漫画があったりもするようだけど、これは別物。犯罪の話だけど、かっこいい詐欺師の話などではなく、身も蓋ももない銀行強盗である。 イギリスを舞台に、特殊な能力を持つ退役軍人のチームが銀行を襲う、という設定は、なかなかにわくわくするものがある。ものすごくたくさん、そういったスペシャリストのチームが不可能と思われるミッションに挑むって話はあるけれど、ことそれが犯罪の話になると、なかなか難しいところがある。 「オーシャンズ11」なんかもそうだけど、やや義賊的な色合いを持ってくるか、気持ちのいい失敗談にしていくかしないと、どうしても一種の倫理観がじゃまをするのわけだ。そのあたりをきちんとクリアしないと、なかなか名作にはならない。殺人みたいに人に危害を加えないこととか、できれば読者も一緒にだましてほしいとか、気持ちよく読んでもらうためにはたくさんのルールがあるように思う。 そういう意味では、この作品は「ざっくりとした」雰囲気がある。まさに「身も蓋もない」という奴で、どうしても登場人物に共感が出来なかった。話自体はおもしろいし、その「ざっくりとした」感じが、たぶん作者のねらいであろうとは思うのだけどね。 まあ、このジャンルの、いわば先駆者のような作品。追い越される運命であったのだろう。
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これは確か映画になった作品だ。スピード感のある痛快娯楽作品に違いない。と思い込んだのが失敗だった。実際にはやや重苦しい犯罪小説で、質がどうこうより、求めていた内容でなかった。
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★王道の犯罪小説★理由はないが薄かったので借りてみた。「紳士同盟」といえば薬師丸ひろ子の「女だーてら〜」を思い出してしまうが、そのおおもとなのだろうか。悪事を働いて退役した軍人を集めて銀行を襲う、チームによる犯罪小説。キャラクターの設定など小説のお手本になるような構成。面白いけれ...
★王道の犯罪小説★理由はないが薄かったので借りてみた。「紳士同盟」といえば薬師丸ひろ子の「女だーてら〜」を思い出してしまうが、そのおおもとなのだろうか。悪事を働いて退役した軍人を集めて銀行を襲う、チームによる犯罪小説。キャラクターの設定など小説のお手本になるような構成。面白いけれど、今読むと素直すぎる。
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