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志賀直哉はなぜ名文か あじわいたい美しい日本語 祥伝社新書
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志賀直哉はなぜ名文か あじわいたい美しい日本語 祥伝社新書

山口翼【著】

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志賀直哉はなぜ名文か あじわいたい美しい日本語 祥伝社新書

814

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 祥伝社/祥伝社
発売年月日 2006/05/05
JAN 9784396110376

志賀直哉はなぜ名文か

¥814

商品レビュー

3

4件のお客様レビュー

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2018/10/23

志賀直哉などの名文を、「なぜそれが名文か」というかんてんから解説する本。名文を解析することでそれを身に付けることはできないだろうと思いながら、この本を読み進めると、最後にその通りのことが書かれていて、ちょっとびっくり。

Posted by ブクログ

2012/08/13

名文と言えば「志賀直哉」と言われるが、実はよくわからなかった。何がどこがどう名文なのかを明瞭に答えてくれるのが本書。 吉行淳之介、井伏鱒二らの名文も織り交ぜながら直哉珠玉の一行一行を表現手法別に分類、分析。日本語ならではの融通無碍の文脈、そしてリズム感。直哉の直哉たる所以を再発...

名文と言えば「志賀直哉」と言われるが、実はよくわからなかった。何がどこがどう名文なのかを明瞭に答えてくれるのが本書。 吉行淳之介、井伏鱒二らの名文も織り交ぜながら直哉珠玉の一行一行を表現手法別に分類、分析。日本語ならではの融通無碍の文脈、そしてリズム感。直哉の直哉たる所以を再発見するとともに、改めて日本語の美しさに酔わされた。

Posted by ブクログ

2010/05/29

[ 内容 ] 志賀直哉は「小説の神様」と云われ、その文章は紙面から活字が立ち上がってくると云う。 ところが直哉の文章の一体どこが名文なのか、直かにあたってみると、一見すらすらと読めてしまうだけに、かえって分析するのが難しい。 三〇年間、志賀直哉、森鴎外、井伏鱒二などの全集を読破し...

[ 内容 ] 志賀直哉は「小説の神様」と云われ、その文章は紙面から活字が立ち上がってくると云う。 ところが直哉の文章の一体どこが名文なのか、直かにあたってみると、一見すらすらと読めてしまうだけに、かえって分析するのが難しい。 三〇年間、志賀直哉、森鴎外、井伏鱒二などの全集を読破して「名文」を採集しつづけ、『日本語大シソーラス』を編纂した著者が、独自の視点から直哉の名文を分類、分析した画期的な書。 英語では決して表現できないすっきりとした美しさ、翻訳不可能と云われる融通無碍な接続の技法、句読点の打ち方ひとつにまで施された並々ならぬ推敲…。 直哉の名文を通して、日本語独自の自由、美しさを明らかにする。 [ 目次 ] 序章 本書『志賀直哉はなぜ名文か』が出来上がるまで 1章 「心の動き」を生き生きと表現する直哉の技法―「空間の動き」に擬えることで生まれる躍如とした描写 2章 畳み込む・畳込―複雑な文章をすらすらと違和感なく読ませる 3章 志賀直哉の推敲・省略法―一字一点を忽にしない直哉の筆致 4章 日本語の融通無碍な「接続」―英語でいう「関係代名詞」がなくても、文章は正確につながる 5章 リズミカルな文章―リズムが弱いものは、本当のものでない 6章 「白い花咲く」と「白く花咲く」―形容詞の連体形と連用形を意識して使い分ける 7章 字眼―一字の巧拙がその文章の死活をきめる 8章 ディテールは作品のお臍―美辞麗句を百万遍くりかえすより効果がある 終章 私の志賀直哉 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

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