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バリア・セグメント 水の通う回路 完全版 小学館文庫
806円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 小学館/小学館 |
発売年月日 | 2006/08/03 |
JAN | 9784094081046 |
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バリア・セグメント
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バリア・セグメント
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商品レビュー
3.6
11件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
千葉県佐倉市で小学生が自ら腹部をナイフで刺すという事件が起きた。 次々に似たような事件が全国的に起こり、その子供たちは皆、「シティ・エクスパンダー4」という人気ゲームをプレイしたという共通項を持っていた。 製作会社”フォレスト”の社長・桐生には思い当たることはなく、社員、ライバル会社”シグマテック”にも波紋がひろがり…事件の真相とは? ***** 冒頭にて著者の松岡さんは一番最初に出た単行本『水の通う回路』(幻冬舎)、その後刊行した文庫本『バグ』(徳間書店)、ともに「不完全」と称している。 編集者の方とのかねあいもあり、自分の思う通りにはいかなかったようだ。 そのため、その時に刊行された作品とは犯人、真相ともに違うみたい? ↑私はその前2作を読んでいないため、あくまでも冒頭の説明を読んで、そう解釈したんだけれど…。 「8年の時を経てついに完成した著者入魂の傑作」、と帯には書いてあった。 私が気になったのは「ディズニー」の名前がちょこちょこ出てくるところ。 以前に松岡さんの『ミッキーマウスの憂鬱』を読んだことがあり、そのお話は題名の通り、「ディズニーランド」が舞台のお話。 松岡さんは「ディズニー」に何か思い入れがあるのでしょうか?? けっこうたくさんの人物が出てくる本作。 最終的にそんなに悪人がいない…というところが、前述の『ミッキーマウスの憂鬱』と近いかな、と感じた。 読んだことがないけれど、松岡さんの代表作『千里眼』、『催眠』両シリーズは内容的には重いのかな?というイメージがあり、私の読んだ2作品の読後感がなかなか爽やかなことが何だか意外に感じてしまった。 思っていたより重い内容の作家さんではないのなら他の作品もいずれ読みたい。
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千葉県で小学六年生が自らの腹部をナイフで刺すという事件が起きた。そして、瞬く間に、同様の事件が全国の小学生に拡大した。子どもたちは口をそろえて言う。「黒いコートの男が殺しに来る」と。事態の究明に乗り出した政府機関は、全ての被害者が人気ゲーム“シティ・エクスパンダー4”を事件前にプ...
千葉県で小学六年生が自らの腹部をナイフで刺すという事件が起きた。そして、瞬く間に、同様の事件が全国の小学生に拡大した。子どもたちは口をそろえて言う。「黒いコートの男が殺しに来る」と。事態の究明に乗り出した政府機関は、全ての被害者が人気ゲーム“シティ・エクスパンダー4”を事件前にプレーしていた事実にたどり着く。だが、ゲームメーカー社長の桐生直人には思い当たるところがなく、社員や同業者をも巻き込み事件の真相は思わぬ方向へと展開していくー。
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松岡作品は、テンポが良く読み進められるので、今作品も二転三転する展開を追って一気に読んでしまいました。
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