商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 早川書房/早川書房 |
発売年月日 | 2006/09/30 |
JAN | 9784152087638 |
- 書籍
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わたしのなかのあなた
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商品レビュー
3.9
46件のお客様レビュー
普段翻訳された本はあまり読まないし、やはり翻訳されたなー感がある部分もあるけどこれは読んでよかった。原作で読み直そうかな
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
親をあやす子ども。本来、子どもが母から離れることに強い抵抗を示すことを分離不安というが、その逆の場合にも当てはまるのではないか。 人類があまりに躊躇なくアンタッチャブル(不可侵)な領域に足を踏み入れる時代となった。医療の進歩が供給、親子の分離不安が需要となって、医療と福祉のマーケットは肥大している。映画と同じような状況がすでに高齢者介護では当たり前となっている。援助者はなぜ、離れることの不安にフォーカスしないのか。働きかけるべき相手は、父親であるはずだ。映画の中でも、親子分離を力強く手伝ったのは父であった。
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久々の翻訳本。 読み応え十分。 あらすじを読んで、ノンフィクションかと思って手に取ったけどフィクションでした。 でも、読み進めてみたら期待以上のリアリティで、ドキドキしながら先を読みました。 アナのそばに寄り添ってあげたくなったり、 母として自分がサラと同じ立場に置かれたら...
久々の翻訳本。 読み応え十分。 あらすじを読んで、ノンフィクションかと思って手に取ったけどフィクションでした。 でも、読み進めてみたら期待以上のリアリティで、ドキドキしながら先を読みました。 アナのそばに寄り添ってあげたくなったり、 母として自分がサラと同じ立場に置かれたら、と考てみたり。 個人的な読みどころは、お兄ちゃんのジェシー。 実は繊細で優しく、傷ついているけれど家族を想っている、その心の揺れに、この著者の描写のうまさを感じました。 他の作品も読みたい。
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