昼の学校 夜の学校

森山大道【著】

• 販売会社／発売会社: 平凡社/平凡社
• 発売年月日: 2006/08/25
• JAN: 9784582231137

商品レビュー

2009/08/04

森山大道は有名な写真家で、だからもちろんこの本では「写真」について対話がなされてるんだけど、写真意外にも置き換えられる、と思った。やっぱり、なんでも、続けるにかぎるとおもう。そして、そのためにはいっぱい量をこなさなくちゃいけない。わからなくなったのなら、なおさらぶつかってかなきゃ。写真を始めて間もないころに、森山大道の講演を聞いたことがある。「森山大道ってだれ？」状態だったし、ただ撮ってて楽しいだけだから「なんでみんなこんなに写真に一生懸命なの？」と思ってた。今なら少しわかるかな。この学生と森山大道の質疑応答、その場で聞いてみたい。

2006/12/10

やはり”本物”の言葉には説得力があります。著者である森山大道さんの写真はあまり見た事がないのですが、その言葉には”本物の重み”がありました。
写真で何らかのゴールを目指すのであれば、とにかく量を撮らないといけない。量なくして、上質はあり得ない。
重い言葉が、割と淡々と語られているところに逆に存在感を感じました。
”本物”の本です。

2006/12/06

大学や専門学校での森山さんの講義をそのまま本にしたものなので、読みやすく分かりやすい。学生たちのストレートな質問に、一つひとつ丁寧に答える森山さんの姿が言葉に現れています。