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真夜中に降る光 幻冬舎ルチル文庫
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真夜中に降る光 幻冬舎ルチル文庫

砂原糖子【著】

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真夜中に降る光 幻冬舎ルチル文庫

607

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 幻冬舎コミックス/幻冬舎
発売年月日 2006/05/20
JAN 9784344807624

真夜中に降る光

¥607

商品レビュー

4.1

9件のお客様レビュー

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2018/05/29

「夜明けには好きと言って」のスピンオフだけどこちらの方が好き。ドラマCDも好き。しょうのない受が誠実さにほだされてゆく。唇の複数のピアスを外すところとか好き。私は読んだ後すぐに忘れちゃうんだけど、この作品はずっと残っています。

Posted by ブクログ

2014/08/02

「夜明けには…」のスピンオフ。あの嫌なやつの新二が主人公とあってちょっと不安がありましたが、それはすぐ杞憂に。嫌なやつである新二が、恋に揺れ懊悩し自暴自棄になっていく姿が丁寧に書かれていて、自然と引き込まれてしまいました。新二、嫌なやつなのにどこか哀れで幸せになってと思わずにはい...

「夜明けには…」のスピンオフ。あの嫌なやつの新二が主人公とあってちょっと不安がありましたが、それはすぐ杞憂に。嫌なやつである新二が、恋に揺れ懊悩し自暴自棄になっていく姿が丁寧に書かれていて、自然と引き込まれてしまいました。新二、嫌なやつなのにどこか哀れで幸せになってと思わずにはいられないキャラでした。そんな新二を愛しながら傷を癒していく津久井がまた、いい男なのに普通っぽくて良かったなー。 萌えではないけど文章にところどころ読み手をぐっとさせるフレーズがあって、砂原さんは本当に上手い。それに加えて秀逸な人物描写に唸りながら、話を夢中で追っていました。 前作キャラとのからみも、今作の世界観を壊さず抑えた使い方で物足りないながらも好感触。 良いお話を読んだなーと満足です。

Posted by ブクログ

2012/03/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

前回の夜中には好きと言ってのスピンオフ。 前作で人間としてもの凄く厭な奴だった『金崎』が主人公です。 こいつが真っ当な人間と出会って変わっていくというなんともあり得ないだろう……というストーリー。 こんな人として最悪の男が、ちょっといい男と出会ったからって そう簡単に改心して更正できるかっての、と思ってたら できちゃうんですから凄いです。 しかもね、ツンデレ。ものすごいツンデレ。 あー、あの誰も寄せ付けないような悪さは、全部虚勢だったのね、 と分かると、ちょっと可愛いなコイツ、とか思ってしまう不思議。 はじめは懐かない野良猫みたいな金崎が、どんどん攻の術中に 嵌っていくさまは見ていて清々しい。そして胸がきゅんとなる。

Posted by ブクログ

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