商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ベースボール・マガジン社/ベースボールマガジン社 |
発売年月日 | 2006/06/01 |
JAN | 9784583039022 |
- 書籍
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常勝の理由「紅蓮たれ」
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常勝の理由「紅蓮たれ」
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高校ラグビー奇跡の4連覇へ導いた指導者のバックグラウンドと哲学 第一印象は不思議なタイミングで出版された本だなと感じた。冬の花園の時期でもなく、彼が現在指導している大学ラグビーのリーグ戦の時期でもなく、ラグビーといえば国内で主な活動しているチームは相変わらず方向性が見えてこない...
高校ラグビー奇跡の4連覇へ導いた指導者のバックグラウンドと哲学 第一印象は不思議なタイミングで出版された本だなと感じた。冬の花園の時期でもなく、彼が現在指導している大学ラグビーのリーグ戦の時期でもなく、ラグビーといえば国内で主な活動しているチームは相変わらず方向性が見えてこない代表チームのみ。何故この時期だろうか?まさかトライ・ネーションズだから???もったいない... それはさておき、啓光学園ラグビー部監督として全国大会4連覇。大量にリクルートする環境でない中で、記虎氏は、私立校の部活動において実は画期的な展開をしている。それはある意味での部活動での一貫教育。選手を引っ張ってこれない中で彼が取った手法とは、啓光の付属中学からの一貫教育であった。いってみれば、サッカーで有名なユースチームを持つことであろうか?多くの大学、高校が付属の高校や中学があるのにも関わらず、こういったことが一切行われていない。このような取り組みが強化の面だけでなく、学生が人間として多くを学べるチャンスであると思う。 本書は淡々とあっさりとした文面でかかれており、記虎監督の人柄、ラグビーや学生に対する情熱、そして全国優勝へ導くためのエッセンスが書かれている。「紅蓮たれ」熱いハートと冷静なマインドを持て。山口良治氏の著書を読んでいる人たちにとって見れば、紳士的に書かれているこの本はひょっとしたら何か「熱さ」が足りないかもしれない。 しかしながら、NZのラグビーに触れたことによる彼の転機や、教え子の発言から伝わってくる彼の教育的な哲学は読み応えがある。最後には教え子を通して関係が深い、現サントリー監督の清宮氏との対談もある。いずれ二人で代表チームや協会を動かしていくのだろうか? いずれにしても、現在龍谷大学を指導している記虎氏、彼が残した付属校の部活の在り方や、小さくてもきちんとディフェンスするチームのスピリットが、日本のラグビーにいち早く普及してもらうためにも、多くのラグビー関係者に読んでもらいたい本だ。 より勝負に徹したテクニカルな本を求めている方はこちらの本のほうがお勧めします。 監督術―渡辺元智×志波芳則×記虎敏和
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