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でりばりぃAge 講談社文庫
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でりばりぃAge 講談社文庫

梨屋アリエ【著】

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でりばりぃAge 講談社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社/講談社
発売年月日 2006/04/15
JAN 9784062753777

でりばりぃAge

¥544

商品レビュー

3.6

17件のお客様レビュー

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2010/05/28

家を出るために、早く…

家を出るために、早く大人になりたい。だけど大人になったら女になってしまう。 つまらない女になるのなら大人になりたくない。いまのままはもっとイヤ。 その先になにがあるのか見えてこないという怖さを感じ、もやもやした感情を抱いている。そんな女の子の心情がすごくリアルでした。

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2022/08/01

わからんなー。こうゆうのを良書というのだろうか。私はキモいと思った。個人的な感想です。 まず、大学生がちょっとキモいなー。優男風で。だらしない。たくさん勉強した医学部生っていいますけど、それってかっこいいのですか?自分の苦しさを人のせいにして引きこもってるし中学生の周りをうろちょ...

わからんなー。こうゆうのを良書というのだろうか。私はキモいと思った。個人的な感想です。 まず、大学生がちょっとキモいなー。優男風で。だらしない。たくさん勉強した医学部生っていいますけど、それってかっこいいのですか?自分の苦しさを人のせいにして引きこもってるし中学生の周りをうろちょろしてるのはキモいとしか。 結局お父さんは娘に結婚して子供産んでほしいと思ってるんだよな。結婚も家事もするかしないかは自由的な口先だけいっといて自分は皿洗わねぇんだから。何を伝えたいのかわからない。お父さんが登場した意味。 全体的に価値観が古臭いし、ヤングアダルト小説とはこうであれ、みたいなはりつけた偽善があるように見えた。ただ私がひねくれてるだけだろうが。 女の子の苦しみってもっと別のことろにあるんだと思う。もっと現実的だと思う。

Posted by ブクログ

2019/03/10

夏期講習を抜け出した中学生の真名子は、洗濯物が干された庭へと入り込む。そこにはローニンセイがひとりでいたのだった。 ヒリヒリと焼け付くような心。圧迫感と閉塞感。自分が何者なのかわからない、自分が何をしたいのかわからない。何にいらだっているのかも、何を喜べばいいのかもわからない。...

夏期講習を抜け出した中学生の真名子は、洗濯物が干された庭へと入り込む。そこにはローニンセイがひとりでいたのだった。 ヒリヒリと焼け付くような心。圧迫感と閉塞感。自分が何者なのかわからない、自分が何をしたいのかわからない。何にいらだっているのかも、何を喜べばいいのかもわからない。 それは真名子にだけあるものではなく、大人も友達も年下の弟にもある心情だということに気付いていない。いや気付いているのかもしれないし、指摘されれば知っていると答えるだろう。でもそのことを受け止めてはいなかった。その事実を受け取った止めたことにより、真名子は自分自身を受け止めやすくなったのではなかろうか。 そんな真名子が見付けた場所が、あの庭だったのだろう。そしてローニンセイと過ごす時間だったのだろう。何故自分がいるのかわからない場所を抜け出して、自分の足で辿り着いた場所だったのだろう。今を抜け出すためだけに大人になりたいと思う真名子は、そうではない大人への道を見付けたのだろう。 そして作者は真名子だけでなく他の人々に対しても、少し腰を掛けられるものを用意する。安住の地ではないだろう。これでめでたしめでたしハッピーエンドということはなく、これからも悩み怒り悲しむだろう。それでも必死に踏ん張って立っている時に、次の一歩を進み出すために必要なものなのだろう。それがあるから読者も共に前を向ける。それがYA作品の持つ物語の力なのだろう。 20年前に書かれた中学生は、今の中学生にどう映るのだろう。そんなことを30年前の中学生は思いながら読んだのでした。

Posted by ブクログ

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