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悪魔の霊酒(下) ちくま文庫
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悪魔の霊酒(下) ちくま文庫

エルンスト・テーオドール・アマデーウスホフマン【著】, 深田甫【訳】

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悪魔の霊酒(下) ちくま文庫

1,320

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房/筑摩書房
発売年月日 2006/04/10
JAN 9784480422088

悪魔の霊酒(下)

¥1,320

商品レビュー

4.5

2件のお客様レビュー

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2023/11/12

読了。 最高に楽しかった。音楽家でもあるホフマン特有の滑らかな語り口と声に出して読みたくなる心地のいい文章構成力を存分に楽しめる。 長編なのに一気に読める通俗性も魅力。 淡白なリアリズムに陥ることはせず、ときに魔術的に、ときに虚構の美しさに身を任せ執筆するホフマンの軽快な「語り」...

読了。 最高に楽しかった。音楽家でもあるホフマン特有の滑らかな語り口と声に出して読みたくなる心地のいい文章構成力を存分に楽しめる。 長編なのに一気に読める通俗性も魅力。 淡白なリアリズムに陥ることはせず、ときに魔術的に、ときに虚構の美しさに身を任せ執筆するホフマンの軽快な「語り」の筆致が気持ち良すぎる。 グリンデルヴァルド絵画のようなグロテスクな夢世界に魂が震えました。 ダブルのモチーフにここまで執念深く取り憑かれた作家は珍しい。ドストエフスキーやポーなど精神的に難を待つ作家たちが、アイデンティティ崩壊を中心とした物語を描くことにドッペルゲンガーのモチーフを利用するのには必然性がある。

Posted by ブクログ

2009/01/18

作者のE.T.A.ホフマンは「くるみ割り人形」を書いた人 背徳の焼けつくような愉しみと、報いから逃げに逃げる犯罪小説でもある。 デスノート?ロス疑惑の(故)三浦被告?を髣髴させる。 名作。

Posted by ブクログ

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