商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋/文藝春秋 |
発売年月日 | 2006/09/04 |
JAN | 9784167419103 |
- 書籍
- 文庫
杖下に死す
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杖下に死す
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商品レビュー
3.3
15件のお客様レビュー
前に読んだ「独り群せず」の本編になる。まぁ、前後してるから主人公の若い時代って感じになるけど、大塩平八郎の乱は歴史の教科書でも唐突な感じで不思議だった。平八郎の養子と主人公の友情が流れの基本になるが、やはり分かりにくい。推測を絡ませすぎみたいな・・登場人物が単純なだけに、背景ばか...
前に読んだ「独り群せず」の本編になる。まぁ、前後してるから主人公の若い時代って感じになるけど、大塩平八郎の乱は歴史の教科書でも唐突な感じで不思議だった。平八郎の養子と主人公の友情が流れの基本になるが、やはり分かりにくい。推測を絡ませすぎみたいな・・登場人物が単純なだけに、背景ばかり複雑にするとなぁ・・それなりに面白かったけど。 ともあれ、「独り群せず」での消化不良が解消して、スッキリ感はあります(笑)
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久しぶりの北方節で満足。昔大好きでハードボイルドの頃の殆どの作品をコレクションしていた頃を思い出す。歴史物にシフトしてからは少し疎遠気味なのだが戦闘場面の描写の畳み掛けるようなスピード感は同じ緊張感で嬉しくなってくる。
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北方さんの歴史時代小説には2つのタイプがありますね。ひとつは武将を取り上げ、大きなスケールで描く歴史物。もうひとつがハードボイルドの時代バージョンといった雰囲気の剣豪小説。私は前者は好きなのですが、後者は苦手。 さて、この作品はというと、やはり後者のほうなのでしょうね。大塩平八...
北方さんの歴史時代小説には2つのタイプがありますね。ひとつは武将を取り上げ、大きなスケールで描く歴史物。もうひとつがハードボイルドの時代バージョンといった雰囲気の剣豪小説。私は前者は好きなのですが、後者は苦手。 さて、この作品はというと、やはり後者のほうなのでしょうね。大塩平八郎の乱という歴史的事実を取り上げたので、ひょっとして歴史物かと期待したのですが。 もっとも、そんなに悪くはないです。 少々、刀を振り回しすぎるし、最後の転身は唐突な気もしますが、全体的には押さえが利いた雰囲気です。ただ、人に勧めるほどじゃないかな。
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