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人生の同行者 上田耕一郎×小柴昌俊・鶴見俊輔・小田実対談
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人生の同行者 上田耕一郎×小柴昌俊・鶴見俊輔・小田実対談

上田耕一郎【著】

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人生の同行者 上田耕一郎×小柴昌俊・鶴見俊輔・小田実対談

1,980

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新日本出版社/新日本出版社
発売年月日 2006/09/15
JAN 9784406033138

人生の同行者

¥1,980

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2010/04/01

上田耕一郎さんと鶴見俊輔さんの対話のズレが面白い。上田さんは自覚的にズレをつくっているのだろう。 本書の内容のメモ ・上田「(鶴見の見解が)時々こういうふうに、私的な自己の生きる道のほうへ修練していくと、私のアンテナではついていけない」 ・鶴見「マルクスの思想家としての偉大さ。...

上田耕一郎さんと鶴見俊輔さんの対話のズレが面白い。上田さんは自覚的にズレをつくっているのだろう。 本書の内容のメモ ・上田「(鶴見の見解が)時々こういうふうに、私的な自己の生きる道のほうへ修練していくと、私のアンテナではついていけない」 ・鶴見「マルクスの思想家としての偉大さ。使用価値ではなく交換価値のみを論じるとした第一巻第一冊。捨象して落としたものは何かということを忘れないでここに書いておくということをした。感覚から理論にあがるとしても、いっぱん上がったら上がりきりになるマルクス主義者は多い。それぞれの自分にとっての使用価値は違う。簡単に理論が作られない領域があることをマルクスは知っていた」88.「共産党に対して言いたいもう一つのことは、小さいものは、大きいものより小さいか。つかまって拷問されたときに、個人として屈服するかもしれない。だけど独房に帰った時に、自分の中の分身はまだ生きて起き上がってくるようでありたい。金達寿の『朴達の裁判』。頭を下げても下げない分身が自分の中にいる。もっとも小さいものは軽蔑すべき対象か。個人の単位で殺されるまでやることだけを理想としてやっていると、かえって簡単にひっくり返る人間になる。自分の中に最後まで起き上がってくる、小さい起き上がり小法師がいる。小さいものは、大きいものより小さいか」106 ・上田「起き上がり小法師のたとえはよくわかりませんが、(下略)」 ・鶴見「テレビの連続ドラマでランチの女王というのがありました…。自分が学問をする極意なんだ。いまだけで見れば、アメリカにぎゅっとつかまれて対等になれない。だからカッと目を見開いてじっとがまんしている。しかし、あるときに隙を見てぱっと振りほどいたら、ほとんど退却するように見せておいて、長い歴史で培った伝統をしっかりと掘り起こして、その力でバーンとぶつかっていく。」118 ・

Posted by ブクログ

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