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ローマ人の物語(28)
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ローマ人の物語(28)
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商品レビュー
3.9
41件のお客様レビュー
ローマのインフラに注目した巻。上巻は街道と橋についてだったが、下巻は水道と医療・教育について。お風呂好きとしては公衆浴場の話が面白かった。ラオコーン像がある豪華公衆浴場、いいなあ。139-140ページの、古代ローマとキリスト教の貧しさに対する考え方の違いというのも印象に残った。
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帝政に移行したローマにおけるインフラ整備をまとめた2冊。現在のインフラの意味は、道路や上下水道、通信などハードが中心のイメージだが、ここでいうのは、ハードに加え、医療や教育、郵便、娯楽まで含まれている。ほぼ全てが人の手で行われていた時代に、上下水道や郵便、医用の仕組みを構築するこ...
帝政に移行したローマにおけるインフラ整備をまとめた2冊。現在のインフラの意味は、道路や上下水道、通信などハードが中心のイメージだが、ここでいうのは、ハードに加え、医療や教育、郵便、娯楽まで含まれている。ほぼ全てが人の手で行われていた時代に、上下水道や郵便、医用の仕組みを構築すること、同時にそれを維持してきたことには本当に驚かされる。公共事業という点では現代と共通しているが、生活に必要なものを整えるという意識においては、当時の方がより積極的で献身的な印象。2000年経っても、上下水道すら整っていない地域があるのは、何が違うのだろう。
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こちらではローマの水道、医療、教育について語られている。 キリスト教の破壊力の大きさよ。それがいいとか悪いとかではなく、一つのことが世界を変えるということに思いを馳せた。 ローマ人のインフラにかける想い。実利も公益も兼ねた合理的な結果。そして、2000年の時を超えて今もある遺跡。...
こちらではローマの水道、医療、教育について語られている。 キリスト教の破壊力の大きさよ。それがいいとか悪いとかではなく、一つのことが世界を変えるということに思いを馳せた。 ローマ人のインフラにかける想い。実利も公益も兼ねた合理的な結果。そして、2000年の時を超えて今もある遺跡。 今、多様性とか色々言われているが、元祖多様性の帝国。帝国という言葉から程遠く感じる、この敗者を受け入れ、認め、包括してローマ帝国とする懐の大きさは唯一無二だと思う。今こそ、ローマ帝国を見直し、参考にするべき時なのではないかと思う。起こっているいざこざは2000年前も今も変わらないし。 次からも楽しみだ。
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