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新選組血風録 総司燃え尽きる 新選組血風録 双葉ノベルズ
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新選組血風録 総司燃え尽きる 新選組血風録 双葉ノベルズ

笹沢左保(著者)

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新選組血風録 総司燃え尽きる 新選組血風録 双葉ノベルズ

911

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 双葉社
発売年月日 1998/08/25
JAN 9784575006353

新選組血風録 総司燃え尽きる

¥911

商品レビュー

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2007/12/09

他の小説読んでると飄々としてて人斬ることにためらいないような感じのが多いですが、この本の沖田は人を斬ることに苦悩を抱いていて 近藤・土方のためなら人を斬る事も厭わなかったはずなのに、京都に来てから近藤さんたちは変わってしまい、彼らの私利私欲のために人を斬ることに疑問を抱き始めて…...

他の小説読んでると飄々としてて人斬ることにためらいないような感じのが多いですが、この本の沖田は人を斬ることに苦悩を抱いていて 近藤・土方のためなら人を斬る事も厭わなかったはずなのに、京都に来てから近藤さんたちは変わってしまい、彼らの私利私欲のために人を斬ることに疑問を抱き始めて… という話ですが、正直わたくし近藤局長マンセーなので、近藤局長が私利私欲のために沖田の気持ちを無視して人斬りを命じるとかほんとありえない…ギリッ そして土方も局長マンセーなので、「土方の野心=近藤さんをビッグにすること」と思っているので、彼が知名度あげたいとかそんな野心を持ち合わせているとかはちょっと… また、沖田を試すようなことをしたりと彼らの信頼関係が希薄でそこらへんはがっかりです あの3人って今更疑いようもない絆で結ばれてるんじゃねーの!?!?と思っている派なので… でも局長と土方に偏った理想を抱いてない人は大丈夫かもしれません まあなんせ沖田が他では見れないアンニュイ沖田なのでそれだけでも一見の価値ありかとおもう 沖田が局長・副長を疑ってる時点で先入観から、「正直いまいち」と思いつつ読んでましたが、そのアンニュイ沖田と、後半にいくにつれて話の展開が速くなっていくし、最終局面ではオチが想像できてしまうものの いい意味であっさりしててよかったです それと、歴史小説を色々読んでると、同じ史実なので同じ出来事を書き方は違えどなんども読ませられるのがつらいところですが、ここでは沖田視点に特化していたので、歴史的なことを結構すっとばしてて読みやすかったです

Posted by ブクログ

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