商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社/新潮社 |
発売年月日 | 1999/02/25 |
JAN | 9784105382018 |
- 書籍
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暴力から逃れるための15章
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暴力から逃れるための15章
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商品レビュー
4.8
4件のお客様レビュー
米国の危険回避コンサルタントによる、安全な生活を送るための指針となる本 。筆者は、暴力が身近にあふれる米国ならではと書いているが、そんなことはなく、日本でも同様になってしまっている。 本書のメッセージを一言で言うと、「自分の直感を信じなさい」ということになる。これは、マルコム・...
米国の危険回避コンサルタントによる、安全な生活を送るための指針となる本 。筆者は、暴力が身近にあふれる米国ならではと書いているが、そんなことはなく、日本でも同様になってしまっている。 本書のメッセージを一言で言うと、「自分の直感を信じなさい」ということになる。これは、マルコム・グラッドウェルの『第1感』と同じメッセージである。 本書では、これだけではなく、具体的な事例(DV、ストーキング、解雇など)についての解説や対応法なども記載されており、身の安全を確保するために、特に女性は読んでおいて欲しい本だと言える。 とは言え、実際にしつこい相手に対して、無視し続ける、裁判所に頼らない、というのは、理屈として理解はできるものの、本当にそれが有効なのかどうかは、不安な面が残る。ギャビンさんに相談するのが一番なのだろうが・・・ 現在はプレミア価格の中古本しか入手できないのが残念だが、『世界の心理学50の名著』という本の中に選ばれているので、そこでエッセンスを読むことは可能かもしれない。 [more] (目次) そこにある危険 直感に耳を傾けよ だれもが犯罪者になれる 危険を回避するために 人間関係の予測 暴力をどう予測するか 殺すという約束 しつこく、ひたすらしつこく… 「クビにしたら殺すからな」 夫に殺される妻たち〔ほか〕
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督促OLからのリファレンス。再三に渡り要人警護のための政策立案に、米国大統領の指名で携わった著者による一冊。 加害者のパターンを類型化し、関わらない、交渉しない、近づけない為の基本的な考え方が学べる。奇しくも長崎ストーカー事件で死刑判決が先日出されたが、当然、事件が起こってから...
督促OLからのリファレンス。再三に渡り要人警護のための政策立案に、米国大統領の指名で携わった著者による一冊。 加害者のパターンを類型化し、関わらない、交渉しない、近づけない為の基本的な考え方が学べる。奇しくも長崎ストーカー事件で死刑判決が先日出されたが、当然、事件が起こってからでは遅い。 特に銃社会アメリカの事例は極端に見えるかもしれないが、そういう事例だからこそ、追い込まれない•死角に入り込まれないための直感に落としておくべきロジックが鍛えられていると感じた。
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直感を否定せず、素直に耳を傾けよ。 合言葉は「恐怖は危険を知らせてくれる直感の使者」 危機が起きる前に自分で意識して いなくても、実は危機のシグナル を感じているのだ、 という例が分厚い本いっぱいにこ れでもかと載っている本。 人にはいざというときにその場 の状況は異常ではな...
直感を否定せず、素直に耳を傾けよ。 合言葉は「恐怖は危険を知らせてくれる直感の使者」 危機が起きる前に自分で意識して いなくても、実は危機のシグナル を感じているのだ、 という例が分厚い本いっぱいにこ れでもかと載っている本。 人にはいざというときにその場 の状況は異常ではなく平常である と思う傾向がある(=正常化の偏見)というけれど、「なんかちょっとおかしい?」と思ったら、その直感をとにかく大切にしなければ!! ~ 抜 粋 ~ ・好奇心というのは、直感のなにかあるぞ、というささやきに対する答えなのだ。 ・よく知らない人が「ノー」を無視するのは、こちらをコントロールしようとしている。それに与してはならない。 ・相手に受け入れる可能性を残すのはよくない。 特におずおずと「結構です」と答える女性は犠牲になりやすい。 反対に近寄ってくる相手をまっすぐ見て手で制しながら断るのだ。 ・誰かに付けられていると感じたとき、なんとなく振替って視線の隅に捉える、のではなく 完全に振り返ってしっかりと相手を見据えた方がよい。 そうすれば状況も良くわかるし、あなたが気の弱い怯えた犠牲者候補ではないことを相手に伝えることができる。 あなたは簡単な獲物ではないはずで、そう見えるような行動をしてはならない。 ・恐怖は歓迎すべきである。 なぜなら恐怖を感じているとき、それは「まだ起こっていない」のだから。 人生にはなんの警告もなく身に降りかかる危険もあることを考えれば「神さま、信号をありがとうございます。 おかげで信号をもとに行動することができます」ということだ。 だが、わたしたちは最初恐怖を否定しよう、と「なんでもない」と思おうとする。
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