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火星航路SOS ハヤカワ文庫SF
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火星航路SOS ハヤカワ文庫SF

E.E.スミス(著者), 井上一夫(訳者)

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火星航路SOS ハヤカワ文庫SF

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房/早川書房
発売年月日 2006/03/31
JAN 9784150115555

火星航路SOS

¥880

商品レビュー

4.5

2件のお客様レビュー

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2014/02/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

彼の著書では3冊しか存在しない 非シリーズものの作品です。 これが、シリーズが絡まないから すごくまとまっていて、よいのです。 もちろん王道の美女がついていますが そんなにくどい代物でもないです。 未知の生物(後に判明します)の 攻撃に遭って、二人きりになってしまった男女の 決死の帰還作戦。 そして、合流してからは その怪物を倒しにかかります。 後は王道の展開です。 冗長さがなくて、面白かったです。

Posted by ブクログ

2006/04/30

 「レンズマンシリーズ」の著者、ドク・スミスの長編。珍しくシリーズではない。  1931年に書かれたという名実ともに古典だったりするので、コンピュータがなくて手動での軌道計算だったり、その計算機は巨大真空管で出来ていたりするのが笑えるが、そういう部分さえ気にしなければ、やっぱり面...

 「レンズマンシリーズ」の著者、ドク・スミスの長編。珍しくシリーズではない。  1931年に書かれたという名実ともに古典だったりするので、コンピュータがなくて手動での軌道計算だったり、その計算機は巨大真空管で出来ていたりするのが笑えるが、そういう部分さえ気にしなければ、やっぱり面白い。一言で言えばサバイバルものというか、宇宙のロビンソンクルーソというか。  何もない惑星で一から宇宙船をつくるというのは、エドモンド・ハミルトンのキャプテンフューチャーシリーズの中の一作「宇宙囚人船の反乱」にもあるテーマだが、書かれた時代の違いか(ハミルトンのほうが後発)、「宇宙囚人船〜」のほうが緻密な気がする。科学的な部分が今の我々の知識では「それはないだろ」と思ってしまうのが、「緻密でない」と思ってしまう原因のようにも思えるので、仕方ないんだろうなあ。ジュール・ヴェルヌやH・G・ウェルズの作品が軽めの児童小説のように思われてしまうのと同じ。  が、それにもかかわらず、やっぱりドクの作品は面白いのであった。

Posted by ブクログ

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