商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房/筑摩書房 |
発売年月日 | 2006/03/10 |
JAN | 9784480421869 |
- 書籍
- 文庫
風がページをめくると
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商品レビュー
4
3件のお客様レビュー
本書で紹介されている本を、どれだけ購入したことだろう。 著者の書物を扱ったエッセイは書籍版サクラダ・ファミリアの 建設にかなりの頻度で貢献している。 勿論、読了した本もあるけど。 今回、再読してみて新たに読んでみたくなった本も出て来た。 危険な兆候である。笑。 「優作。俺は...
本書で紹介されている本を、どれだけ購入したことだろう。 著者の書物を扱ったエッセイは書籍版サクラダ・ファミリアの 建設にかなりの頻度で貢献している。 勿論、読了した本もあるけど。 今回、再読してみて新たに読んでみたくなった本も出て来た。 危険な兆候である。笑。 「優作。俺は今までお前が死ぬとこを何度も観てきた。そして その度にお前は生き返ってきたじゃないか。役者なら生き返って みろ!生き返ってこい!」 死者を追悼する弔辞を集めた本の章で紹介されている、原田芳雄の 名弔辞である。 「難解でもないことを難解にいうのはバカな学者がやることだ。難解な ことをわかりやすく表現し、正確につたえる、それが編集者のしごとだ」 雑誌「暮らしの手帳」編集長だった花森安治の人物伝を扱った章での、 花森の名言である。ああ…耳に痛い。 何作読んでも著者の短文の切れの良さには感動する。似たような エピソードが出てくるものの、それさえも新鮮に読めるのは文章の リズムの良さか。見習いたいものだ。
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語り口が肌に合う作家ですが、本書も力みがなく安心して読めた。 「飛行機の差別」なんか、そうだよなと思わず相槌を打ちたくなる。 エッセイは好きなジャンルだか、その道を極めた所謂プロの書く物は違う。 そんな感じにさせる作家の一人です。
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出久根達郎さんの古本エッセイ。なんだか出久根さんの語り口が肌に合って見つけては読んでます。この本の中で、なるほど と感じたフレーズ『大邸宅を構える人ほど、本らしい本を持っていない。質素な生活をしている者に大蔵書家が多い。金持ちほど貧しいのである。』まぁ、一概にそうとはいえませんが...
出久根達郎さんの古本エッセイ。なんだか出久根さんの語り口が肌に合って見つけては読んでます。この本の中で、なるほど と感じたフレーズ『大邸宅を構える人ほど、本らしい本を持っていない。質素な生活をしている者に大蔵書家が多い。金持ちほど貧しいのである。』まぁ、一概にそうとはいえませんがなんかクスリと笑ってしまいました。ふふふ・・・
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