敵は海賊・A級の敵 ハヤカワ文庫JA

神林長平(著者)

• 販売会社／発売会社: 早川書房/早川書房
• 発売年月日: 1997/07/15
• JAN: 9784150305833

商品レビュー

2010/05/28

シリーズ第６作。現時…

[文庫ＯＦＦ]

シリーズ第６作。現時点での最新刊。宇宙キャラバンを壊滅させた謎の存在とは？ラジェンドラとは別のＡ級知性体、海賊課の新刑事、など盛り沢山。ちなみに、第７作は「敵は海賊・明日の敵は今日も敵」の予定だそうです。

2014/10/01

ほんとにA級の敵だった…今までチラチラ出てきてた野良コンピュータとはこういうものでしたか…。クルトン・Vを通してラジェンドラとカーリー・ドゥルガーを堪能。今回もすっごくおもしろかった！！ラテル＆ラジェンドラの会話成分薄めな分、ヨウメイ＆カーリー・ドゥルガーの会話成分が多くて…！ヨウメイもカーリー・ドゥルガーもかっこいいわぁ。それにしても…アプロに「うまそう」と言わしめるような意識と知性の持ち主でありたいものだ。フムン。

2014/08/05

再読。もう20年近くも前の作品になるのか。「敵は海賊」シリーズの（神林長平の？）根本である「情報」に対する混乱、攻撃を描く題材は、今の時代であっても全く古さを感じさせない、それどころか、情報爆発をしている今日だからこそ（あるいは、もっと未来になればさらに）リアリティを感じさせてくれるのかもしれない。その中で、流れに流されることなく確固とした動かない自分自身を確立している登場人物（ヨウメイ、セレスタン。アプロは別格か…）が、かっこいい。