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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社/講談社 |
| 発売年月日 | 1997/07/15 |
| JAN | 9784062085526 |
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商品レビュー
3.9
140件のお客様レビュー
人間の内面に潜む闇や絶望を描いた作品は、登場人物たちの衝動的な行動や心理描写を通じて、読者を引き込む力を持っています。感情に突き動かされたキャラクターたちが、破滅へと向かう様子は、時に息を呑むほどの緊張感を生み出し、思わずページをめくる手が止まらなくなることでしょう。物語は上巻でじっくりと構築され、下巻では一気に疾走する展開が待っており、読者はそれぞれのキャラクターの地獄に向かう姿に引き込まれます。重厚なテーマながらも、最後まで飽きることなく読み進められる構成は、達成感をもたらし、印象に残る作品となっています。
※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。
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※このレビューにはネタバレを含みます
弁当工場で働く4人の主婦が、鬱屈した日々から脱却を図るようにバラバラ殺人に手を染め、そこからジワジワと4人の生活が好転するどころか壊れていった。皆の事情を知っている分、警察にバレてほしくない、このまま無事逃げ仰せてほしいと願う一方、殺人を犯し死体の解体までしているのだから捕まったって仕方ないという世間体を気にしたような気持ちもあり、読んでいて謎の葛藤があった。雅子、ヨシエがんばれ、いやでも彼女たちは殺人者、でも、、と。 ラストの佐竹と雅子の闘いは、凄いものを読んでいる、と興奮。佐竹視点、雅子視点で同じシーンが2度描かれ、お互いが何を思ってぶつかっていたかが分かるようになっていた。 はじめは佐竹を敵視し抵抗していた雅子が、佐竹を愛おしく思い共に生きることを願うようになっていた。その過程と佐竹の死に際は美しさすら感じた。 雅子も佐竹のように殺害した人物に囚われてしまうかと思ったが、そこを乗り越える決意をしっかり持っていたのが本当にかっこよかった。ずっとブレずにい続ける姿勢が輝いている良い主人公だった。 金目当てで危険なことにすぐ足を突っ込んだり秘密を漏らしたりする邦子は浅はかすぎてあの結末を迎えたのは当然とも思えた。 ヨシエは、自宅は燃えたがおばあさんや娘から解放されて良かったのでは? 弥生は夫を殺した呪縛から逃れることは出来ないだろうからこれから大変だろうなぁ。 桐野夏生作品は3作目だけどこれもとても面白かった。グロテスクが今のところ一番心に残ってる。また他の作品も読みたい。
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それぞれの登場人物が印象的だった まず旦那を殺した弥生。最初は雅子に頼りきりでオドオドしていたのに、自分が旦那を手にかけていないことや他の人に容疑がかかっていると知り、髪を切り生まれ変わったように清々しい姿になったのが印象的。そのくせ不用心でツメが甘い。佐竹に保険金を支払ったあと、子供2人を育てるのにどうするのだろう、そもそも警察に捕まるのか、普通に気になる。 ヨシエは最初はまともな人で人殺しに加算したくなかったのに金をちらつかせて最後は前向きにバラバラ殺人をし、娘と孫の失踪で最後おそらく家に放火して義母を殺したのが印象的だった。 邦子はダメだ。色仕掛けにすぐ引っかかるしお金ないのに見栄を張る。そのくせ弥生以上にツメが甘く楽観的。どうしようもない。この人がいなければバラバラ殺人は完全犯罪となり、佐竹が逮捕されていたのでは?と思う 雅子は結局最後まで掴めなかった。目的も無く生きていた中で自分に任されたからやる、生と隣り合わせなのが好きなのかな。佐竹を殺した時、生きていたいから殺したいと思っていたはずなのに、自分と同じところがある(私には何が同じかわからないが、多分死に近い人とかしかわからないんだろうな)から死なないでとなっていたのが印象的。 佐竹は、邦子の死体を十文字に持ってきたところとかゴルフを弁当工場の駐車場に停めたところが最高に怖かった。 スピンオフでこのあとどうなったのか読みたいなあ 佐竹と雅子が最後分かり合えたみたいなやつ、あれはあれでいいんだけど、なんかもっと腑に落ちる終わり方もあったのでは?と思う 何はともあれ、雅子がやっぱり一番怖いかも。関係のない知り合いの旦那の死体をバラバラにしようと言って提案して、金の配分とかも全部上手いこと考えて、ビジネスとして知らない人の死体もバラバラにするのに納得して、追われてる身なのに佐竹を邦子の連帯保証人に仕立て上げたりして、あまりにも頭が働きすぎです
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読み応えあった。読み終わった今、頭の中にあるのは、虚しさと希望。 夢の中に生きるのをやめておこうと思える、日々の積み重ねを愛おしく暮らしていきたい。
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