伊丹由宇のビデオでROCK

伊丹由宇(著者)

• 販売会社／発売会社: 共同通信社/
• 発売年月日: 1997/12/12
• JAN: 9784764103948

商品レビュー

2009/01/11

【目次】
Ｉ
桑田圭祐“少年時代の夢”の体現／“アイドル暗黒時代”に光る星ふたつ／“時代と寝た女”山口百恵の光と影／月下美人の咲く瞬間を見たことがある／あと四十年たってもアヘッアヘッアッヘッ！／三六○度のステージから米米CLUB大全集完結編／ロックはNO！ という勇気＆YES！ というしなやかさ／シングル・ビデオの時代，セクシー派Vs.正統派／プロフェッショナル聖子Vs.スーパー・アマチュア千里／東方の海の向こうに，神の国がある／平均年齢四十七才の青年たちとのゴキゲンな夜だぜ／テクノ・ポップ家元の初ライブ／捉えようのない八○年代に自分を貫き通したバービー／“やさしいギンギラギン”プリプリさんの集大成ビデオ
ＩＩ
またしてもアイドル論なのであった／チェッカーズというネオンが消える日／彼女だけの音世界，誰にも真似できない小宇宙／打ち守り走るだけで何千万円の人を幸せにした音個／森高千里マニアの研究，再び／BLUEの時代から新たな時代へ “嵐を呼ぶ男”／テクニックよりヒラメキ，計算よりキラメキ／久松史名が“ぴかっ”と光るのが見えた／強い女ほど弱い，決して人生をあき菜めないで／工場生産のロックに喝！ すかんちのロックとは？／明るいパチンコ業界を目指すビデオである
ＩＩＩ
カーネギー・ホールの高橋真梨子／満腹大王，宴会大王を語る“デーモン・チャチャッチャ”／今も咲いているのは小泉今日子ただひとり／森高ビデオの人気についての再考察／ハード・リカー・バンド，憂歌団健在！／お祭り好きの日本人に東京スカパラを／東京湾の想像以上に豊かな表情を／質実剛健，プリプリ・ライブ／“ずっと，あなたの冬美です”だぞ！ マイッタか！／日本の最強のロック・トリオが，真空パックされたライブ／忌野清志郎，ロック・スピリットに満ちたライブ
ＩＶ
森高千里は“DREAM SYSTEM”である／この物語の感動を，できるだけ多くの子供たちに！／九四年，桑田圭祐のツアーを徹底的に記録／シンプルなステージ，シンプルな機材，日本ロックの歴史／松田聖子の“朝まで生ビデオ”全四十六曲百六十九分／今井美樹の人気の秘密を探る／甲斐バンド・メドレーを含めた二十一年目のライブ／「シャボン玉ホリデー」のアナーキーさ！／世界一派手な職業の秘密のベール／「惜しげもなく」ユーミンのステージの秘密／流氷の海に棲む珍魚，怪魚のあやしい姿態／トテモ男デハ考エツカナイ……魔術的な発想
Ｖ
サザンの十七年間が透けて見える ド派手なライブ！／恐るべし，ジャニーズ事務所……／メンバー全員の顔が見える最初で最後の女性バンド／ミックスの魔術が生んだtrf／“素敵な教室”和製ポップス黄金時代／我らがキャンディーズは永遠に，不滅です！／べびべびべびぃ！ 布袋クンのリフの魔術／“矢沢，真剣に遊ぶよ”人生の季節との出会い／またしても森高，いつだって森高／いくつもの時代を超えてきた“人間・泉や”／ひかるちゃんが時代の“顔”になれなかった理由とは？／『夜会ＶＯＬ．７』みゆき様の“二重人格”
ＶＩ
媚びず煽らず決して魂を売らない……／ハードな時にこそ勇気をくれる，それがロックである／さまざまな要素を混合集約収斂した「日本型ロック」／シロウトをスターに仕立て上げる発想が凄いでんなぁ……／ともさかりえとさかともりえ／拓郎大復活の兆しに感慨しみじみ／野球というゲームの本質を知っている男の日本野球／「彼女」がほんとうに求めていたのは“小さな幸せ”だった／いわゆるパブ・ロックの線ですねぇ／「恋心」は日本のクリップの歴史に残る名作！
ＶＩＩ
ビデオクリップの歴史のお勉強の時間
　あとがき