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スカイラー通り19番地 カニグズバーグ作品集
2,310円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2004/11/27 |
JAN | 9784001155747 |
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スカイラー通り19番地
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商品レビュー
4.3
12件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
『ムーンレディの記憶』を読んだ時、その登場人物が、こちらの作品にも出ているということを知って、続けて読んでみることに。 主人公マーガレットが大変窮屈なサマーキャンプに参加し、古参のメンバーグループから、いじめを受けるところから始まる。泣いたり、いじけたりすることなく、正面から闘っていくマーガレットが勇ましいが、実際には、なかなか一人でここまで立ち向かえる子どもはいないのではないか、と思う。 大好きな叔父たちに迎えに来てもらうと、今度は庭に立つ大好きな三つの塔が倒されるかもしれないという難題があることを知り、今度はそれに抵抗していくことになる。 大人たちから知恵をもらって、塔の所有権を叔父から買い取ったり(3ドルで)、投に立てこもったり、立ち退きと取り壊しを拒むうちに、大人たちがメディアを使って移転して保護する対策を取っていく…。 一つ、うまく理解しにくかったのは、最初のキャンプでいじめを行った少女たちと女校長が、この塔の取り壊し反対に参加してくること。ジェイク(マーガレットの天井にバラの絵を描いてくれる、用務員。校長の息子)に説得されるわけだが、そのあたりの考えを改めていく(?)流れがピンとこなかった。何か、日本と違う部分があるのだろうと思うが、伝わってこなかった。原文からこうなのか、翻訳の問題なのか…。 でも、主人公のマーガレットには感情移入しやすく、全体的には読みやすく、あっという間に読み進められた。面白かった。
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『ムーンレディの記憶』と同じ人物が出てくるというので手に取った。順序が逆になってしまったけれど、登場人物の過去を知るのは面白かった。もっと若い、ピーターたちが子供の頃の話もあれば良いのに。意外だったのは、ピーター達の世代は主役ではなく、その一人、ナオミの娘、マーガレット・ローズが...
『ムーンレディの記憶』と同じ人物が出てくるというので手に取った。順序が逆になってしまったけれど、登場人物の過去を知るのは面白かった。もっと若い、ピーターたちが子供の頃の話もあれば良いのに。意外だったのは、ピーター達の世代は主役ではなく、その一人、ナオミの娘、マーガレット・ローズが、大叔父たちが作った塔を守る話。でも、塔が登場するのはちょっと先。まずは、彼女が夏休み、両親の不在中に参加したキャンプから救出されるところから始まる。不快なはずのいじめの話だけれど、聞き手のアレグザンダーのキャラクターもあって、ユーモラスに感じられる。12歳の少女と、彼女を応援する人たちが、それぞれに個性的で面白かった。
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マーガレット!! 『13才の沈黙』に出てきたマーガレット姉さんが子どもの頃の話で、もう言葉にならない。尊厳の象徴である「塔」を、その尊厳の体現であるマーガレットが守る戦いなんだ。
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