30歳からの幸せになるキャリアの見つけ方 流されて生きるか自分の幸福な姿を目指して生きるか

高橋俊介(著者), 植田寿乃(著者)

• 販売会社／発売会社: かんき出版/
• 発売年月日: 2003/05/06
• JAN: 9784761260927

商品レビュー

2018/11/12

前半は、UH価値観カード・キャリア指向性シートというツールを使って、自分の興味や価値観を知ることができる。
後半は、キャリア形成に必要なスキル等の紹介。

前半の部分が特に興味深かった。
価値観は「助ける人」「個性的な人」がダントツで「熱中する人」がその次。人に親切にして感謝されたい、チームプレーが得意、等々当てはまるものばかり。営業や教師など人との接点がある仕事が向いているとのこと。
個性的な人タイプは、独自性を賞賛されることを好み自分らしさにこだわる。
この二つから営業の中でもただモノを売るのではなく、自分を表現できる提案型営業や企画営業が向いている。

熱中する人タイプは、公私共に楽しくないとダメで「チャレンジ」がキーワード。いつも何かに熱中しワクワクしていたい、複数の夢や選択肢を持つ。

キャリア指向性は、職業的興味。
特に社会性、芸術性のポイントが高かった。
多くの人と関わる社会的な仕事、人に奉仕する仕事、つまり営業や教育関係に興味があるタイプ。
またルーチンワークを避け独自性が高く柔軟な仕事、つまり何かを作っていくことに興味があるタイプ。

【印象に残ったところメモ】
・自分自身のモノサシを持とう

・毎年、三要素の棚卸しをする
①仕事そのものが進化しているか
新しい課題、新しい仕事、新しい能力、新しいアプローチなど。
②ネットワーク（人脈）
質が深化しているか、幅が広がっているか
③スキル
新しい得意能力、勝負能力

・最終ゴールは柔軟に考える
キャリアゴールを明確に決めて逆算しようとしても、職業そのものが10年後どうなるかは誰にも分からない。

・いまキャリアビジョンが描けなくても焦らなくていい
具体的な目標を持つことで力が湧く人はそうすればいい。

2011/11/23

著者は人事コンサルタントの高橋俊介氏とキャリアコンサルタントの植田寿乃氏。

自分のキャリアについてはみんな悩む事が多いだろう。

20代30代で本気で転職を考えている人、一読を。

人事部の方も読むといいかもね。

2010/06/19

このままの仕事でいいのか？
これから先の人生や目標が見えなくなったとき、
やっぱり自分自身を見つめなおすのが一番。
この本は、自分自身の「内なる声」を聞いて、価値観や趣向にそった
仕事、ライフプランを見つけようというもの。
本書に出てくる2つの自己分析チェック「ＵＨ価値観カード」と
「ＵＨキャリア志向性シート」は、自分の趣向を確認するのに
興味深かった。しかし、私の場合、どれも似たり寄ったりの点数結果となり、
ぬきんでているものがなく、どれが自分の本質か判断できずじまいでした。
とりあえず、自分がどんな分野の趣向があるのか参考になりました。