この恋は実らない(1) ヤングジャンプC

武富智(著者)

• 販売会社／発売会社: 集英社
• 発売年月日: 2007/06/19
• JAN: 9784088772820

商品レビュー

2022/09/21

評価低すぎかな…。絵は綺麗だと思う。でもこういうの嫌いなんだ。
純愛漫画の皮を被ったエロ漫画。
表紙詐欺とかそういうことを言いたいんじゃない。
男の方は散々エロ人生を謳歌したあげく、最後は超美人な処女をgetして〆。ただの男の夢やん(笑)。男はヤリチンが称賛され、女は処女が好まれるという、昔ながらのクソみたいな価値観。
しかもずるいんですよ。「俺は嫌なのに美女達とSEXしなきゃいけない～、俺は嫌なのに！」という展開ですから。
エロ描写に力が入りすぎなんですよ。こっちメインだろって言われて言い訳できないくらい、エロ漫画的ご都合展開。AV女優の如くエロく乱れすぎな女達。
エロ系漫画としての評価ならここまで低くないのかもしれん。
しかもこの作者、これの前に少年が主人公のピュアっピュアなスポーツ漫画描いてるんだよね…。そのイメージで開いたからショック。なんか、爽やか系で売ってたアーティストがゲス不倫発覚した時のような不快感。お前ストーリー漫画描くために漫画家なったんじゃなかったのかよ…。自分のエロ願望具現化したいために漫画描いてたんかよ…。というような。

2011/12/21

良質な「ヤンジャン恋愛漫画」。彼女はいないがセックスの相手には全く困らない輝が初めて恋をしたのは、絵に描いたようなお嬢様の百合子だった。何人もの女性を手玉に取ってきた男が初恋をし、まるで中学生のような気持ちを抱くところは何だか微笑ましい。同じく恋愛には初心な百合子に、輝がその「経歴」をどう見せるのか、見せる場面があるのか、このあとの展開に期待。

2011/10/02

初めて本気で恋をして、最後に本気で愛した物語。

表紙のほんわか可愛らしい感じで読むと、、、
１巻の微エロシーン連打にやられます。
良くも悪くも物語はラブストーリーの王道で、
絵もやさしくかわいく、動きも台詞もすごく好感が持てます。

モテ男でセフレ多数のヒカルくんが
ある日公園で見かけた百合子さんに一目惚れ。
『よし、いつも通り声を掛けてデートに誘っ、、、
　なんで？なんで上手く話せないんだ？
　これが本気の恋ってやつなのか！？』
全てを捨ててでも百合子さんと一緒になろうとするヒカル
だが運命とは非情なもので。。。

武富智先生の描くキャラクターは生きていて
コマの中で人間以上に人間らしく喜怒哀楽を表す。
そんな一挙一動に心臓を握りしめられる感覚を覚える。