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幸田文 ちくま日本文学全集051
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幸田文 ちくま日本文学全集051

幸田文【著】

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幸田文 ちくま日本文学全集051

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商品詳細

内容紹介 内容:勲章.姦声.髪.段.雛.笛.鳩.黒い裾.蜜柑の花まで.浅間山からの手紙.結婚雑談.長い時のあと.みそっかす.対談 樹木と語る楽しさ. 年譜:p469~476
販売会社/発売会社 筑摩書房/
発売年月日 1993/04/20
JAN 9784480102515

幸田文

¥1,068

商品レビュー

3

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2010/05/28

幸田露伴の娘、幸田文…

幸田露伴の娘、幸田文。かつての日本の暮らしが描かれています。

文庫OFF

2011/10/22

幸田文の小説はキャラクター小説として読める。露伴というキャラの使い方が抜群にうまいのである。関係ないとこでも露伴がふらっと出てきて全体を締めるようななことをぽつり言う。言わせていると言ったほうが正しいかもしれない。幸田文は意外とフィクション作家だったりもする。 『姦声』という小...

幸田文の小説はキャラクター小説として読める。露伴というキャラの使い方が抜群にうまいのである。関係ないとこでも露伴がふらっと出てきて全体を締めるようななことをぽつり言う。言わせていると言ったほうが正しいかもしれない。幸田文は意外とフィクション作家だったりもする。 『姦声』という小説はレイプ小説として面白い。抵抗のあまり男の口の中に入れた指の感触まで書く(「ぬるぬるしていた」)ところは、すでに小説家の凄味がある。作家になる前の体験をここまで鮮明に記憶で書けるか。フィクション作家だったりもするという所以がここにもある。

Posted by ブクログ

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