商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 角川書店/ |
発売年月日 | 1992/08/25 |
JAN | 9784041631065 |
- 書籍
- 文庫
ゾルゲの遺言
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ゾルゲの遺言
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内容(「BOOK」データベースより) 「ありがとう、小柴さん」ローマ字で書かれた濡れた紙切れを男は看守にことづけた。それは、ほんの一分程看守が目を離した間に書かれたものだった。そして、その紙切れを受け取った特高の小柴警部補が数日後死体で発見され、所持していたはずのメモはなくなって...
内容(「BOOK」データベースより) 「ありがとう、小柴さん」ローマ字で書かれた濡れた紙切れを男は看守にことづけた。それは、ほんの一分程看守が目を離した間に書かれたものだった。そして、その紙切れを受け取った特高の小柴警部補が数日後死体で発見され、所持していたはずのメモはなくなっていた…。超大物のスパイ、ゾルゲが巧妙に獄中から発した密書の謎とは?1941年、日本で繰り広げられた熾烈な諜報戦の様相を克明に描く傑作サスペンス。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
映画「スパイゾルゲ」を見た後、史実との違いを補足しようと「20世紀冒険小説読本」の1930年から40年代に関連する部分を拾い読みしていたらかつて読んだ本書にも言及していた。ゾルゲ事件とは直接関係ないので読むつもりはあまりなかったのだが、読み終わってみると秘密情報をゾルゲに漏らした軍幹部の存在が秘匿される結末や、佐々木譲が解説で述べているように、解明された事実以外の情報も握っており、逮捕後も密かにその情報がソ連に伝えられていたのではないかと考えるのは以外に荒唐無稽でもないように思えてきた。
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