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王の挽歌(上巻)
1,389円
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社/ |
| 発売年月日 | 1992/05/15 |
| JAN | 9784103035206 |
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王の挽歌(上巻)
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商品レビュー
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
大友宗麟は九州の有力戦国大名でしたが、高校の日本史等では余り大きく取り上げられず、一般には馴染みの薄い大名でしょう。彼の生きた過酷な時代環境の中で、全く新しい異国の宗教に惹かれ、救いを求める様になったのは大いに理解できます。 考えて見れば、家格から九州第一とは言え、北には大内に代わって中国の覇者となった毛利、南からは戦争マシーンの島津、西には獰猛な新勢力の龍造寺と接し、家臣や従属大名の反乱も絶えない。そもそも父義鑑が不慮の死を遂げて、宗麟に家督が受け継がれた経緯も、家臣による造反だとすれば、宗麟が家中の者誰一人として信じる事の出来ない人間不信に陥ったのも無理は無い。 元来武将と言うより学者や芸術家肌で、自分でも当主として家中を統べるのは向いていない事は自覚していた。しかし、人心を読み理詰めで考える事の出来る能力の高さがそれを可能にしてしまう。勢力を拡大する過程で更に大きな責任を背負う事になった苦悩はいかばかりか。自らの業の深さに悩み続けた挙句、後年仏教界、神道に繋がりの深い家臣団の反感を承知で、キリスト教による魂の救済を求めた宗麟の弱さ、人間臭さ。 戦国時代の話ではあるが、現代にも十分あり得る物語で、深く共感しています。
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