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フィネガンズ・ウェイク(Ⅰ・Ⅱ)
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フィネガンズ・ウェイク(Ⅰ・Ⅱ)

ジェイムズジョイス【著】, 柳瀬尚紀【訳】

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フィネガンズ・ウェイク(Ⅰ・Ⅱ)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 1991/09/30
JAN 9784309201696

フィネガンズ・ウェイク(Ⅰ・Ⅱ)

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商品レビュー

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5件のお客様レビュー

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2021/12/19

言葉を我が手に取り戻す。意味を創出する積極的攻勢を目指して。 その模範的尖兵としてジョイスは滋養いい彗星である。 わたしは一人の言語話者として、柳瀬尚紀の伝道を喜ばしくおもう。 辞書の時鐘に盲従できない猛獣よ、本書の本性は諸君へのショックたるべし。

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2021/07/13

ペンタクルのような円形が出てきたり、図式化された数理的な思考法に基づいている箇所が散見される。SFではないが、それに近いテイストを感じた。英文学にこのような遺恨《シンボルとしてのイコンとしてもいいかもしれない》が残っているから、アルフレッド・ベスターやバロウズのような後代の作家が...

ペンタクルのような円形が出てきたり、図式化された数理的な思考法に基づいている箇所が散見される。SFではないが、それに近いテイストを感じた。英文学にこのような遺恨《シンボルとしてのイコンとしてもいいかもしれない》が残っているから、アルフレッド・ベスターやバロウズのような後代の作家が果敢な前衛的手法に乗り出せたのもあるだろう。譜面の活用自体は、『ユリシーズ』の頃から存在していたし、例えばセリーヌも試みている。最初の訳出が早く、直接的・間接的問わず日本にも影響を確実に与えている書物と言えよう。個人的には、日本では筒井康隆がジェイムズ・ジョイスの系譜に近いという印象を持った。

Posted by ブクログ

2016/03/12

大変な小説に手を出してしまった。 1 ページ目、いや 1 行目で読むか止めるかちょっと考えてしまった。 筒井康隆さんの『虚航船団』が無理な人は、さらに無理だと思う。 まだ Ⅲ と Ⅳ がある。 脳が溶けそうだ。

Posted by ブクログ