商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 徳間書店/ |
発売年月日 | 1990/01/09 |
JAN | 9784195689714 |
- 書籍
- 文庫
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商品レビュー
3.7
3件のお客様レビュー
誘拐ものを得意とする…
誘拐ものを得意とする岡島二人の傑作のひとつ。誘拐の解決と、密室トリックが絡むミステリー!
文庫OFF
2016年35冊目。 追加で購入した岡嶋二人作品の中では今のところコレがいちばん面白かった。誘拐&密室トリック。お腹いっぱいw ただ、やはり確かに主人公達の言動に時代を感じずにはいられない。仕方ないけど。 でもトリックはよく考えられててさっぱり歯が立たなかったw
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
※犯人名を書いていますので読む方は注意 身代金を持って行った人が密室的状況で殺されるという大胆な導入部。後から考えるとずいぶん偶然に左右された犯罪計画だと思うが、読んでる間は面白かった。 読み終わると、鳥羽須磨子みたいな性格の女が何故千秋のような女性に興味を持って、親しみを見せたのかがあまり納得できない。警察署長の娘と知って声をかけたわけではないのだし、一流のプロでもない千秋の歌に惹かれる性質のようには思えない。 犯人である和己の行動も、緻密なようでかなり偶然に助けられており、あからさまに態度を変えたのが怪しまれるきっかけになるなどあまり利巧とは思えない。性格の異常性はわかるので、異常者だと思えばそれで説明がつくような気もしてしまうけど、これだけの事が出来る精神的な体力のある人間に感じられない。 探偵側の千秋と要之助は好感が持てるキャラ造形だが、槻代(つきしろ)という名字はなんかなじみにくかった。 警察に肉親や知人がいて、それ故に特権的に捜査情報を知ることが出来る素人が探偵役、というのはある意味定番だけど、そういう設定は最近だと情報漏洩とかで警察批判の対象になって、素直に楽しめないようになってしまったなあ。 手塚刑事がちょっと気の毒。亜由美が哀れ。この後千秋を憎んだりしなければいいのだが。 十分楽しんだのでブックオフで売却。30円。
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