商品詳細
内容紹介 | 内容:くだんのはは.女狐.猫の首.怨霊の国.保護鳥.安置所の碁打ち.ハイネックの女 |
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販売会社/発売会社 | 勁文社/ |
発売年月日 | 1988/05/15 |
JAN | 9784766907247 |
- 書籍
- 文庫
保護鳥
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保護鳥
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図書館で借りました。 ジャンルはSFホラー。短編。 短編ってこともあって読みやすい。 ホラーなので当然、血腥い話が多いけれど、表題の『保護鳥』はそうでもない。 二つがいしかいなくなったアルプという鳥を保護している村にたどり着いた日本人は、その鳥を写真に収めようとして村...
図書館で借りました。 ジャンルはSFホラー。短編。 短編ってこともあって読みやすい。 ホラーなので当然、血腥い話が多いけれど、表題の『保護鳥』はそうでもない。 二つがいしかいなくなったアルプという鳥を保護している村にたどり着いた日本人は、その鳥を写真に収めようとして村人たちから咎められ、追い出されてしまう。 彼は村人の策略でアルプの保護区に向かわされる。繁殖期のアルプは特殊な餌を食べるという話を彼は思い出し、そこでアルプの正体を見る。 そして悲鳴が響いて。 おしまい。 アルプはハーピーなのですね。村人がそいつらを悪魔だからと殺しまくったせいで、二つがいしかいなくなっちゃったのです。 村人は反省します。「それほど害を与える鳥じゃなかったのに」って。 繁殖期に人間を食う、縄張りに入ってきた人を襲う、夜中に悲鳴のような不気味な声をあげる。 ……いや、十分に全滅させていい生き物だと思うけど(樓主もハーピーを保護しちゃうと思うけどね。好みの形しているから)。 主人公の命を糧に、増えるといいですね(苦笑) 一番、読みにくかったのは「女狐」。 説明が多いから。 でもラストは好みだった。だから、全部、樓主好みのいい感じのホラー小説。 他の作品も読みたくなりました。
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