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魍魎の女王(下) 新・魔獣狩り序曲 ノン・ノベルN-242サイコダイバー・シリーズ9
759円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 祥伝社/ |
発売年月日 | 1987/08/30 |
JAN | 9784396202422 |
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魍魎の女王(下)
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上下巻合わせた感想になります。 最後の一文が「鳳介は、鼻をほじっていた。」 相変わらず予想の斜め上を行く魔獣狩り!! 上の方で少し触れましたが、今回はニューキャラクター、超A級精神ダイバー毒島獣太が登場!超絶イケメンのナルシスト。おまけに絶対音感の持ち主で、ショパンを逆弾きし...
上下巻合わせた感想になります。 最後の一文が「鳳介は、鼻をほじっていた。」 相変わらず予想の斜め上を行く魔獣狩り!! 上の方で少し触れましたが、今回はニューキャラクター、超A級精神ダイバー毒島獣太が登場!超絶イケメンのナルシスト。おまけに絶対音感の持ち主で、ショパンを逆弾きしてしまえる色々と凄いお人。 彼が強烈過ぎて文成の存在感が薄れてしまった…。 サイコダイバーが出て来ると言う事は、今回もサイコダイブの依頼が有ります。 依頼主は御子神冴子。ある女性へのダイブです。 この冴子がかなりの美女らしく、下半身の権化、歩く猥褻罪の毒島は冴子が気に入り、事あるごとにお相手を迫る!報酬もなんなら金より冴子が良いご様子。のらりくらりと躱すお色気美女の冴子にどんどん毒島の欲望が昂って行く! でもちゃっかり他の女の子ともいたしてる毒島。しかも「ブスだけど尻が最高。可愛い」とか失礼なんだか褒めてるんだかよく分からない。 もうここまで来ると哲学。どんな女性でも、いたしている時はかわいいなぁーを連呼。お見逸れしましたよ。 やばい、ポルノ小説の感想を書いてるみたいになって来た、軌道修正します。 一方、文成はもうやさぐれて山に篭ってたのでボロボロ。垢まみれの髭まみれ。不能は治った筈なのにしっかりして!(逃れられないピンク) そんな中、集団レイプを受けている鬼奈村典子を発見、なんやかんや優しい文成は彼女を助けます。 どことなく愛してた女、久美子を思わせる典子ですが、彼女が毒島が潜って欲しいと依頼を受けた対象の女性でした。 ここで2人が繋がります。 繋がる前に、文成もお風呂でキレイキレイして、ちゃっかり再開した涼子とイチャイチャしてる!! もう魔獣狩りでは衣食住レベルに必須事項なんだなあ…慣れてきてしまった。 あ、またピンク路線になってきた…修正。 結局は眠り続ける典子を匿った文成ですが、そのお陰で氷室犬千代と言う目の死んだ死臭プンプンの謎の男から狙われます。(ちょこちょこ出てきてる神明会のヤクザさんです) 一方、典子にサイコダイブしなくてはならない毒島にも氷室一味の魔の手が! もう結論から書いてしまうと、銅鏡を手にする典子に取り憑いた『鬼道』という謎の力を巡って新たな死闘が繰り広げられる模様です。女王卑弥呼がかつて有していた力なども関わって来ますが『蓬莱山の黄金』と言うワクワク感満載のワードも出てきまして、どうやら今回の話はこの後から始まる新・魔獣狩りのメインストーリーへと繋がる大事な外伝だったようです。 土瓶さんが正式な順番を教えて下さり、どうやらかなりすっ飛ばしているみたいですが前後しても全く問題無いので新・魔獣狩りへの期待も高まりました! そりゃあもう、楽しみで仕方ないんですよ、だって最後の方で猿翁おじいちゃんがヒーロー的な登場をして来たから!! 文成と氷室がバチバチにやり合ってる所へ颯爽と現れるおじいちゃん!かっこいい!! 氷室のボス(時間が無くて読んですぐ返してしまったので名前をド忘れしました…)が、そもそもぱんしがるを手中に収めようと狙っていたらしいのですが、その前に鳳介達に壊滅させられたと言う訳ですね。 ぱんしがるの名前が出たのでもしや…と思っていたら…やったよ!もしかして今後はスタメン?! 気付けば美空を追い抜いて一番の推しになっていた猿翁ですが、美空も相変わらず好きなのでこちらも最後にちょこっとだけ出てきてくれて、その後に鳳介で終わるので、いよいよ役者が揃ったと言う感じ。 その前に読み残しの外伝からですが。 途中、毒島がホステスの女の子(源氏名が私の名前と同じなので、度々なんとも言えぬ気持ちになりましたが…)に500万も盗まれたり、イタリア製のスーツと靴を汚されて怒ったり、その間にも他の女の子といたして機嫌治したり忙しそうだったんですが、新シリーズから典子を取り巻く巨大な秘密に巻き込まれて行くみたいなので、また濃ゆいキャラが参戦ですね。 典子が終盤で目を覚ました時に「殺すのよ、みんな殺すのよ」と取り憑かれたように呟く所は少しホラーじみていてちょっと怖かった。 色々と謎が残ったままで終わるので、典子が一体なんなのか、今度はどんな組織とぶつかるのか楽しみです。 また鳳介は鼻をほじってるのかなあ… 魔獣狩りシリーズはお話が混みいってるようで分かりやすい内容なので書きやすいですね。 3分の1はピンクシーンだからかな。 純文学に星1つなのにこっちに4とか5を付けてると私までシモで物を考えてるみたいで愉快ですね。 最近は1ヶ月が過ぎるのが早すぎて、今のうちに沢山読みたいと思う気持ちが強くなり、そのお陰で読書するスピードが上がった気がします。 魔獣狩りはスピード感あって読みやすいので助かります。
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