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複雑な彼女と単純な場所
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複雑な彼女と単純な場所

矢作俊彦【著】

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複雑な彼女と単純な場所

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京書籍/
発売年月日 1987/10/14
JAN 9784487751150

複雑な彼女と単純な場所

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2010/04/18

不良が格好良かった時代      今でも一部では持て囃されているのかも知れない。美女と野獣的な組み合わせは定番中の定番。芸能人の結婚例だっていくつか思いつく。しかし、不良が格好良かったのは尾崎豊がギリギリだったように思う。この本は尾崎豊が亡くなる5年前に、矢作俊彦1979年以降...

不良が格好良かった時代      今でも一部では持て囃されているのかも知れない。美女と野獣的な組み合わせは定番中の定番。芸能人の結婚例だっていくつか思いつく。しかし、不良が格好良かったのは尾崎豊がギリギリだったように思う。この本は尾崎豊が亡くなる5年前に、矢作俊彦1979年以降の短文をまとめた作品。同名のTV作品もあった。あちこちがあれこれに煩くなり始めた時代の随筆集。 あとがきに、「努力について語りたい」などと力の入った文章があるが、横浜や日活映画への解放を謳っている。本牧に団地が出来、日活がにっかつになって変わっただろう、彼にとって思い入れのある風景への郷愁と惜別の念を、短文のいくつかに見ることができる。 人に迷惑を掛けないと大声を張り上げ、悪いことはしていないと言いながら、無神経に成長してきたこの国で、今や何が迷惑で何が悪行か、下手をすると法律違反などというわかりやすいことすら、わかりにくくなっている。不良もPTAご推薦もどっちがどうなのか、さっぱり分からず、不良の矜持とPTAの胡散臭さも、最早当たり前。清く正しく美しい原則が無くなったために不良も輝けない。 この本から四半世紀近く経って、矢作俊彦は横浜と映画を舞台に、日活アクション映画の雰囲気の充分ある作品を連載している(月刊 新潮 フィルム・ノアール)。三つ子の魂百までではないが、自らの清さ、正しさ、美しさ、清さ、いや何だって良い、大切なことをしっかり心に書き留めながら、前へ進むしかない。 埼玉や千葉、練馬ナンバー、女子供、デブといった属性を持ち、劣等感を刺激されることが得意でない向きには勧められない。もっとも、今や練馬ナンバー(私もそう)など誇らしげに乗っていたりするのだろうが・・・。 1987年、読了。2010/04/18、再読了。 絶版!?。

Posted by ブクログ