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無縁・公界・楽 日本中世の自由と平和 平凡社選書58
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社／発売会社 | 平凡社 |
| 発売年月日 | 1987/05/08 |
| JAN | 9784582822588 |
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無縁・公界・楽
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商品レビュー
4.5
4件のお客様レビュー
網野史学の幕開けを告げる歴史研究書。中世において「自由」とはどうして成立したかが、著者の問題意識の中核のある。これまでの、日本を農業国という見方から、大きく転換を図った研究書である。特に天皇の位置づけは、それまでの天皇制観にアンチテーゼとなっている。
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論旨にやや強引な、前提ありきな部分が見えなくもないが、しかし通説とは全く異なる斬新な考え方で、面白かった。
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日本にも中世に、自由を保障された場所があった。「無縁所」。 ただし、その自由は有縁であることと引き換えに得られる自由だった。 近世になると、権力のもとに吸収され衰退を見るが、それが明治以降の 自由を求める運動とどうつながっていくのか？
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