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日本のピアノ100年 ピアノづくりに賭けた人々
2,090円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 草思社 |
発売年月日 | 2001/10/01 |
JAN | 9784794210869 |
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日本のピアノ100年
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日本のピアノ100年
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商品レビュー
4.2
9件のお客様レビュー
とても興味深い内容だ。 津田梅子が8歳で渡米して西洋音楽を学んで日本に持ち帰ったこと、武士階級の山葉寅楠がオルガンの修理をきっかけに楽器製作に入ったこと、山葉の同僚の河合が河合楽器を立ち上げたこと、戦後日本のピアノが世界一になる過程など。 ピアノ好きなら必読。 読了120分
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数年前に中古ピアノを買ったときから日本のピアノの歴史に興味があったので、読んでみました。タイトルより、単なる資料的な本かと思っていたが、さにあらず読み物としてもかなり楽しめる本でした。明治時代、剣術の達人(!)だった流しの職人、山葉寅楠がたまたま舶来のオルガンの修理を依頼されたと...
数年前に中古ピアノを買ったときから日本のピアノの歴史に興味があったので、読んでみました。タイトルより、単なる資料的な本かと思っていたが、さにあらず読み物としてもかなり楽しめる本でした。明治時代、剣術の達人(!)だった流しの職人、山葉寅楠がたまたま舶来のオルガンの修理を依頼されたところから、いわゆる「YAMAHA」が始まった、とかなかなかドラマチックです。しかし驚いたのが、ピアノメーカーとしてかなりの地位を築いた段階でも、日本の大メーカーにはそもそもピアノを弾く人がいなかったらしいということでした。判断基準は人ではなく、測定器だったんですね。それはそれで良い面もあるとは思うのですが、やっぱりカメラでも車でもそうですが、一時代前までの日本製品の、なんかこう「抜けの悪さ」的な限界はそこらへんにあったんだと思います。個人的には、ヤマハの普及型のピアノはどれも「ヤマハ」臭のする音がして、それがなんかこう、小学校やピアノ教室が思い出されて好きではありません。一方でそういう特色を持った製品をあれだけ大量に生産するという技術はやはり凄いんだと思います。また、少量生産で頑張って良いものを作ろうとしていたところもありました。それが大橋ピアノとイースタインでした。大橋は確かに別格な音がします。イースタインは弾いたことありませんが弾いてみたいですね。
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日本でピアノが製造されるようになって約100年。戦前から戦後にかけて海外のピアノと競った日本のピアノメーカーの歴史をつづっています。良い音とは何か、海外のピアノに勝るものを作るにはどうしたら良いか。世界一のピアノを作るという夢を追った人々の挑戦が始まります。
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