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青木雄二の二十世紀事件簿 犯罪・社会篇(犯罪・社会篇)
1,540円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 河出書房新社/ |
発売年月日 | 2002/05/30 |
JAN | 9784309014678 |
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青木雄二の二十世紀事件簿 犯罪・社会篇(犯罪・社会篇)
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2002年出版。 河出書房新社 ナニワ金融道作者 青木雄二 [内容・感想] 大ヒット漫画、「ナニワ金融道」の著者である青木雄二によるコラム集。タイトルにあるように二十世紀に起きた重大事件をとりあつかっており、本書は2種類ある内のひとつ“犯罪・社会篇”。 内容はというと終始大...
2002年出版。 河出書房新社 ナニワ金融道作者 青木雄二 [内容・感想] 大ヒット漫画、「ナニワ金融道」の著者である青木雄二によるコラム集。タイトルにあるように二十世紀に起きた重大事件をとりあつかっており、本書は2種類ある内のひとつ“犯罪・社会篇”。 内容はというと終始大阪の面白おっさんが飲み屋でぶつくさ文句を言っている感じ。だが、やはりナニワ金融道の作者なだけあってところどころ鋭い指摘が見受けられた。どの記事もどっちつかずの意見ではなく考え方がきっぱりしていた点も読んでいて気持ちがいい。下世話な話になると意見が甘くなるのも面白い。 光市母子殺害事件のような本書発売当時は裁判が進展していなかった事件や、東京電力が県に報告を怠った福島第二原発事故やもんじゅの事故隠しなど今につながるような事件を振り返れたのもよかった。 しかし、本書においてなにより面白いのは、鉄道会社、市役所、キャバレー、パチンコ店勤務、デザイン会社経営、その後漫画家デビューという異色の経歴を持ち、かつナニワ金融道みたいな漫画を書いていながらマルクス主義者という作者のへんてこなロマンチシストな面が文中に所々見受けられる点だと思う。
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