商品詳細
内容紹介 | 内容:シコちゃんの夏休み.最後の一枚.忘れられなくて.ショ-トカット.家並みのむこうにある空.岸辺の駅.重たい色のコ-トを脱いで |
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販売会社/発売会社 | 角川書店/ |
発売年月日 | 1996/07/25 |
JAN | 9784048729772 |
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商品レビュー
3.8
13件のお客様レビュー
短編七作品。 正直、どれも印象が薄いかなあという感じ。 ラストの「重たい色のコートを脱いで」がこの中で一番良かった。
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女性達を主人公にした短編集。 忘れられなくて 家並みの向こうにある空 重たいコートを脱いで この3つが特に好き。忘れられなくては最後スカッとします。共感できる女性多いんじゃないかな 題名にもあるFは落第生を意味する。人生において、何の後悔もない人ないんかいないと思う。できれ...
女性達を主人公にした短編集。 忘れられなくて 家並みの向こうにある空 重たいコートを脱いで この3つが特に好き。忘れられなくては最後スカッとします。共感できる女性多いんじゃないかな 題名にもあるFは落第生を意味する。人生において、何の後悔もない人ないんかいないと思う。できれば、後悔したくないし泣きたくない、傷つきたくない。後悔なんてする必要がないほうがいい。でも、常に常に前だけを向いて生きていくこともそんなに正しいとも思えない。生きていく中でもしFをとってしまったのなら、してもしても足りないほどの足りないほどの後悔があるのならばそれを気の済むまで見つめ気の済むまで後悔してもいいのではないか。そんなふうに後ろを時々振り返りながら、おっかなびっくり歩いていても構わない。強くなくても優しくなくてもカッコ悪くても構わないと思う。ちょっとずつ歩くことを止めさえしなければ。 あとがきを読んで私もたまに後ろも見ながら、少しずつ前に進めたらと思う
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短編作品7作。女性を主人公にした作品で、人生につまづいてしまった、F、落第生を描く。ただし、私は、描かれてる状況はどれも落第ってほどではないと思いますね。 鷺沢さんは、後ろをときどき振り返りながら、気の済むまで後悔したっていいじゃないか。ちょっとずつでも歩くことを止めさえしなけれ...
短編作品7作。女性を主人公にした作品で、人生につまづいてしまった、F、落第生を描く。ただし、私は、描かれてる状況はどれも落第ってほどではないと思いますね。 鷺沢さんは、後ろをときどき振り返りながら、気の済むまで後悔したっていいじゃないか。ちょっとずつでも歩くことを止めさえしなければ、と巻末に書かれています。鷺沢さんは、どんな闇を抱えていたんでしょう。作品の奥にある闇を感じてしまいます。歩くことを止めて欲しくなかったですね。 家なみの向こうにある空、忘れられなくての2作が好きです。
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