商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 角川書店/ |
発売年月日 | 1995/06/25 |
JAN | 9784041475072 |
- 書籍
- 文庫
妹へ、弟へ、最後の詩
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妹へ、弟へ、最後の詩
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故郷に残った幼い肉親…
故郷に残った幼い肉親たちへの手紙には、兄としての寛容さと決して泣きごとを言わない明るさがあった。異国の地で命を散らした無名の兵士たちで、兄弟姉妹・友人に送った手紙他、日記や手記、詩歌俳句を収録。
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(2015.08.29読了)(2006.06.23購入) 日中戦争(満州事変・支那事変)、太平洋戦争(大東亜戦争)などで亡くなった兵士などから妹や弟、親族の方に宛てて書かれた手紙や遺書、父母、妻子、兄弟・姉妹、等に宛てて書かれた俳句・短歌・詩、亡くなった兵士の残した日記・手記など...
(2015.08.29読了)(2006.06.23購入) 日中戦争(満州事変・支那事変)、太平洋戦争(大東亜戦争)などで亡くなった兵士などから妹や弟、親族の方に宛てて書かれた手紙や遺書、父母、妻子、兄弟・姉妹、等に宛てて書かれた俳句・短歌・詩、亡くなった兵士の残した日記・手記などが収録されています。音楽の楽譜もいくつかありました。 「昭和の遺書」文庫版は、全三巻ですので、この巻で終わりです。三巻合わせると1200頁ほどになります。 子供向けに描かれた文章は、カタカナで書いてありますので、昭和20年ごろまでは、先にカタカナを教えたということなのでしょうね。 そういえば、僕の祖母は、カタカナの拾い読みしかできなかったように記憶しています。 【目次】 妹へ 弟へ 親愛なる方へ 俳句・短歌・詩 日記・手記 解説 辻井喬 応募者一覧 あとがきに寄せて ●ニューギニア(157頁) 〈ジャワの極楽、ビルマの地獄、死んでも帰れぬニューギニア〉とうたわれたニューギニア戦線における日本軍将兵は、過酷かつ悲惨であった。 ●海軍(239頁) 手にすくふほどの水にて五体ふき朝の呼吸の生のよろこび ●夢を捨てて(249頁) 青春の燃ゆる血潮に戈(ほこ)をとり 夢を捨てゝぞ出で征く我は ●ビルマ上空(327頁) ふと前方を索敵すれば積乱雲かと思はれしものあり、良く見れば「ヒマラヤ」の嶮なり。 ☆辺見じゅんさんの本(既読) 「収容所から来た遺書」辺見じゅん著、文芸春秋、1989.06.25 「昭和の遺書① 父へ、母へ、最後の手紙」辺見じゅん編、角川文庫、1995.04.25 「昭和の遺書② 妻よ、子どもたちよ、最後の祈り」辺見じゅん編、角川文庫、1995.04.25 「昭和の遺書―南の戦場から」辺見じゅん著、文藝春秋、2000.06.10 「戦場から届いた遺書」辺見じゅん著、NHK人間講座、2002.12.01 ☆関連図書(既読) 「特攻基地知覧」高木俊朗著、角川文庫、1973.07.30 「今日われ生きてあり」神坂次郎著、新潮文庫、1993.07.25 「特攻隊員の命の声が聞こえる」神坂次郎著、PHP文庫、2001.08.15 「「玉砕総指揮官」の絵手紙」栗林忠道著・吉田津由子編、小学館文庫、2002.04.01 「神を信ぜず―BC級戦犯の墓碑銘」岩川隆著、中公文庫、1978.10.10 「巣鴨プリズン13号鉄扉」上坂冬子著、新潮文庫、1984.07.25 (2015年8月31日・記) (「BOOK」データベースより)amazon 故郷に残った幼い肉親たちへの手紙には、兄としての寛容さと決して泣きごとを言わない明るさがあった。異国の地で若い命を散らした無名の兵士たちで、兄弟姉妹・友人に宛てて送った手紙他、日記や手記、詩歌俳句を収録。
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