商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | リイド社 |
発売年月日 | 2004/12/20 |
JAN | 9784845827909 |
- コミック
- リイド社
悪鬼御用ガラン
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
悪鬼御用ガラン
¥576
在庫なし
商品レビュー
3
4件のお客様レビュー
「巡回死刑執行人」「路上の鬼」「愛の正体」「万物一体の境地」「輪廻転生」「性善説」「教育刑」「母性本能」「天使」収録。 更生不可能な人の皮を着た悪鬼、生まれついての犯罪者を討つ。「絵空事の人権思想は捨てる時代が来たのだ!」ラブソングで思考を低下させる悪鬼は「愛ってのは便利なモンだ...
「巡回死刑執行人」「路上の鬼」「愛の正体」「万物一体の境地」「輪廻転生」「性善説」「教育刑」「母性本能」「天使」収録。 更生不可能な人の皮を着た悪鬼、生まれついての犯罪者を討つ。「絵空事の人権思想は捨てる時代が来たのだ!」ラブソングで思考を低下させる悪鬼は「愛ってのは便利なモンだなぁ。デタラメな歌詞でも愛でしめくくっときゃあ、みんなラリラリになっちまいやがる。まるでLSDだゼェ」とうそぶく。またガランは「母性は本能ではない。才能なのだ」とも言う。ガランの父の話では非武装平和主義の地に悪鬼が攻め込んでくる。悪鬼は「あれが100年平和ボケの国かァ」「あそこはよォ、オレらみてーな外国人にもちゃあんと働き口があるらしいぜ!」「やりたい放題!」と喜ぶ。裁判では犯行当時の精神状態や、犯行に至った動機と環境を重視し、刑罰は復讐であってはならないとし、性善説から犯人には人間らしい生活をさせて真人間に戻そうとする。ガランの父は悪鬼が血税で何不自由なく暮らす現実への絶望と抗議のため切腹するのだ。連載当時の読者の反響はどうだったんだろう。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「愛し方が全然ダメ丸くん」とか台詞に色々吹いた。 現代の「激おこぷんぷん丸」を思い出してしまったぜ! 連載時期の1993年というと、 WJではDBや幽白、りぼんでは姫リボやママレがやってた時期かー。 なんか小ゴマや引きカットがすごく多くて手塚治虫とか石ノ森とかその辺の時代っぽい感じがきになったけど 当時の幽白やらママレやらのコマ割りから察するに 悪鬼御用ガランのコマ割りは当時でも古臭い感じだったんかなー。 それとも、今でも市川春子とか西村ツチカとか手塚時代に影響受けまくってて且つ新派と呼ばれる層もいるから この当時の山口先生のスタイルもこれはこれで革新的だったんだろうか。 まゆとガランの平和な雑談シーンで1Pあたり15コマあったりするからびびる! 「男など信用するな。それがお前の人生を豊かにする」とか惹かれる台詞はいっぱいある。 というかこの台詞を考えてるのも男だと思うとなんだかゾクゾクしてしまう。 「初めてのA感覚」とか笑かすなw 社会批判、エログロが描きたい!っていう欲求が先回りしすぎて緩急とかサウスパーク並に唐突な展開で伏線とか全然張らないし 強烈な荒削りだなあ…。 シグルイ読んでこの人は生まれついての大作家なんやと思ったけどこういう時期もあったんだ。
Posted by
出版年数は2004年でも、連載されていたのは1993年。 覚悟以前の連載作品です。 話としては覚悟以前の特徴と言っても過言でない感じの、ストーリーが破綻していてとにかく勢いとパンク精神(のようなもの)ばかりが漲っている内容。 一読感想は「なんじゃこりゃ」ですが、「サナギが消えてゆ...
出版年数は2004年でも、連載されていたのは1993年。 覚悟以前の連載作品です。 話としては覚悟以前の特徴と言っても過言でない感じの、ストーリーが破綻していてとにかく勢いとパンク精神(のようなもの)ばかりが漲っている内容。 一読感想は「なんじゃこりゃ」ですが、「サナギが消えてゆく!」シーンの豪快すぎる検閲修正とその後の初めてのA感覚に敬意を表して★三つ。
Posted by