- 新品
- コミック
- 白泉社
櫻の園(文庫版) 白泉社文庫
607円
獲得ポイント5P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 白泉社 |
発売年月日 | 1994/12/13 |
JAN | 9784592883210 |
- コミック
- 白泉社
櫻の園(文庫版)
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
櫻の園(文庫版)
¥607
在庫なし
商品レビュー
4.3
51件のお客様レビュー
桜吹雪がふりそそいできそうな作品 最初の話、隔てた時に対する祈りを感じた。ただ初体験の思い出を大事にできなかったら女じゃないわ(意訳)ってセリフが、なんか幸せの格差 不良少女と思われてる子の話が好きだった。思い出すと胸がヒリヒリする
Posted by
同じ女子校に通う生徒達のそれぞれの出来事を オムニバス形式で綴ったもの 高校生の頃ってこんなだったのかなー って遠い過去を思い出しながら・・・ まっすぐすぎて、 素直で潔癖でありすぎて、 傷ついたり傷つけたり 今ではその辺、うまくやれるようになった 大人になるってそういうこ...
同じ女子校に通う生徒達のそれぞれの出来事を オムニバス形式で綴ったもの 高校生の頃ってこんなだったのかなー って遠い過去を思い出しながら・・・ まっすぐすぎて、 素直で潔癖でありすぎて、 傷ついたり傷つけたり 今ではその辺、うまくやれるようになった 大人になるってそういうことなのかしらね
Posted by
(01) およそ4人の女子高(*02)の高校生それぞれの,4章からなる物語で,家庭と社会の間にある学校,そして友人や恋人の関係が描かれる.ゆえに描かれる時間は,ある寸前でもある. 重要な演劇の寸前でもあるし,それは高校2年生から3年生へと,開き,散り,実る寸前でもある.主要な人物...
(01) およそ4人の女子高(*02)の高校生それぞれの,4章からなる物語で,家庭と社会の間にある学校,そして友人や恋人の関係が描かれる.ゆえに描かれる時間は,ある寸前でもある. 重要な演劇の寸前でもあるし,それは高校2年生から3年生へと,開き,散り,実る寸前でもある.主要な人物たちには,高校生なりのそれぞれの時間間隔がある.小学生という過去の自分,姉や年上の彼に重ねられる未来の自分,作品の中では短い時を取り上げているようでいて,過去や未来を含んだより長い時間,やや言い過ぎであるかもしれないが,永遠という無時間の中で,自分の時間が相対化されており,その引きの感覚が,作品に情動を与えている. (02) 女性性とは何か.現代のジェンダーの問題にも通じており,4人ほどの主人公たちは,それぞれ自分という不思議な存在を,高校生という枠組や社会が求める女性性の型に,うまく嵌め込めずにいることのメランコリックがある. あれでなければいけない,これでなければいけない,という制約の一方に,演劇という,あれなるもの,これなるもの,という世界を対置し,若き存在たちがそのあたりで震えている. 目鼻口が省略されるのっぺらぼう,コマ割りに顔面の口から上の鼻や目や頭が切断されるショット,この空白や枠外に読者の想像が及び,作品世界が読者それぞれによって補完されているようにも感じる.
Posted by