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花よりも花の如く(2) 花とゆめC
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  • 1102-05-01

花よりも花の如く(2) 花とゆめC

成田美名子(著者)

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花よりも花の如く(2) 花とゆめC

528

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 白泉社
発売年月日 2004/05/01
JAN 9784592174424

花よりも花の如く(2)

¥528

商品レビュー

4.4

11件のお客様レビュー

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2024/08/08

能楽師お仕事物語×能の演目×人間ドラマのコミック2巻(1巻はこちら)。 内弟子を卒業しつつある憲人が、能楽師として修業を積みつつ、日々を見つめる。 2巻は「土蜘蛛」「養老」「砧」にゆるくつながるストーリー。 能の「砧」は都に行った夫を待つ妻の物語。待てど暮らせど夫は戻らない。...

能楽師お仕事物語×能の演目×人間ドラマのコミック2巻(1巻はこちら)。 内弟子を卒業しつつある憲人が、能楽師として修業を積みつつ、日々を見つめる。 2巻は「土蜘蛛」「養老」「砧」にゆるくつながるストーリー。 能の「砧」は都に行った夫を待つ妻の物語。待てど暮らせど夫は戻らない。妻は淋しさのあまり死んでしまう。これに作者の成田は納得がいかず、妻はなぜ夫に会いに行かなかったのか、妻には生きてほしかったという思いが強かったとのこと。その思いが生んだお話。 これは私もわかる気がする。「え、妻、死んでしまうんだ」と驚いた。 成田が描いたのは、事故で健忘症になってしまった女性の想い。憲人の母の友人である彼女は、若いころ、来ない恋人を待ち続けていた。記憶をなくしたのはちょうどそのころ。自死の代わりのように、辛すぎる思いを捨てたのだ。四半世紀後、「砧」を見て、彼女はその記憶を取り戻す。さて、彼女はどうするのか。憲人は彼女にそっと寄り添う。 巻末にメイキング・ストーリーも。 能は何かと決まり事が多く、ほぼ素人である作者は一から十まで能の関係者に聞くことになる。これは聞く方も答える方も大変だっただろうなぁ・・・。能のしきたりに合わないとなれば、場合によってはネームから作り変えることになる。 2001年ころの話なので、そのやりとりがすべてFAXというのも気が遠くなりそう・・・。 装束やら小道具やらの作画ももちろん大変である。 創作の裏側が窺えておもしろい。

Posted by ブクログ

2022/12/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

現代ならスマホの乗り換えアプリでいくらでも 自分でその場で調べられるだろうから こんなことはないのだろうが 落ち着いて調べられる人が調べて電話で伝えて それを待つだけではなく動けるだけ見切り発車で 動いておかなければいけないとか この不便さがはらはらする。 火事になった家から子供を助ける。 確かにあまりにすごい理由での遅刻で 一瞬その場にマジか?という空気が流れたというのがリアルだし 楽ちゃんが「憲人さんらしいですね」と言ったのが 楽らしく憲人らしく。 人助けをした憲ちゃんが他の人にまた助けられ お舞台に間に合うところがちょっと報われる感じで良い。 48年前にはいなかった人達、 48年後にはいないであろう人達。 伝統芸能の凄さはこういうところもひとつなのだろう。 歴史が続いていくという尊さを感じる。

Posted by ブクログ

2018/10/12

お能の世界を垣間見ることができる、とっても貴重な少女マンガです。恋愛とかあんまりないのですが、とにかく精進し、成長していく主人公に好感。「NATURAL」でおなじみの西門さんやミゲールも登場します♪

Posted by ブクログ