OZ(ジェッツC)(2) ジェッツC

樹なつみ(著者)

• 販売会社／発売会社: 白泉社
• 発売年月日: 1990/07/31
• JAN: 9784592134121

商品レビュー

2013/02/07

ムトーとフィリシアと1019の道中が楽しかった1巻から、別々になってしまって始まる2巻。
フィリシアはパラシュートで落下した先にいた少年の家にご厄介に。
ムトーは追っ手の元部下・ネイト中尉に救助され、1019はアンドロイドなので無事。

ここでネイトと共に新たな主要登場人物、フィリシアの姉のビアンカが初登場です。
天然お嬢様のフィリシアと違い、ビアンカはちょっとヒステリックで女王様タイプですが、それでもコロッとムトーに絆されるところ辺り、やっぱり純粋な箱入り娘なんだな～と感じさせられます。

まあ、つまりムトーがイケメンなんです。
そりゃ姉妹揃って恋しちゃうわ……ってのが非常によくわかる2巻です（笑）

2012/09/27

ヒロインのフィリシアのお姉さんヴィアンカ初登場。優秀すぎる兄と妹に挟まれた普通の子の嘆きがたいへん痛々しかったです。しかしヒステリックなツンツン娘→素直な女の子→まさかのヤンデレで決着かと思いきや普通に恋するめんどくさい女の子で落ち着くとかもうなんて忙しい子なの…！（笑）
フィリシアは随分強い子になったと思いました。元々真面目で素直で頭の良い子なんですものね。それで更に恋なんてしてしまったら強さ鰻登りなのも必然なのかしら。
人間の女の子はフィリシアとヴィアンカの２人しか登場していないけれど、どちらの女の子も芯の強い子だなぁと思いました。

私の大好きな1019が最後悲惨なシーンで終わったけれど、恐らく生きている筈、つまり1019がラスボスになるんじゃなかろうかという不安に怯えている今日この頃です。