商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新書館 |
発売年月日 | 2005/07/01 |
JAN | 9784403500596 |
- コミック
- 新書館
愛でなく(文庫版)(6)
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愛でなく(文庫版)(6)
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「みんな『愛』と言って、まるで1つのもののようにいうけれど、それぞれに形が全部違う」だから、「それは、自分自身で考えて行動しなければいけない。」 アイリーンとシドのやりとりが、とっても、好きなんですよ。 はじめて、自分の弱みを人に見せるアイリーン。彼女に、ジェームズとの別れを完...
「みんな『愛』と言って、まるで1つのもののようにいうけれど、それぞれに形が全部違う」だから、「それは、自分自身で考えて行動しなければいけない。」 アイリーンとシドのやりとりが、とっても、好きなんですよ。 はじめて、自分の弱みを人に見せるアイリーン。彼女に、ジェームズとの別れを完全に決心したシドが話すというのが、言葉以上に、「それぞれ違う」ということを強調しています。 しかし、ケリーは、アイリーンのどこがよかったんでしょう? それは、アイリーンでなくても、そう思う。 でも、「どこがよかった。」、「どこそこがよい。」というそういうことではなく、全部うけいれたからこそ、アイリーン自身も、ケリーが彼女のことを思っているということを感じたのだと思います。 そして、シドが行ってしまうことを決心してはじめて、 「とても愛してる」 というジェームズ。 なんか、いろいろな話が一気に終わりに向かって動いていくこの感じは、すごい気持ちのいいものです。 文庫版「愛でなく」は、これで完結。 アンジェラとノーマンの恋愛がかかれなかったのが、心残りです。 しかし、王様のジェームズへの申し出は、ビックリしました。 良く読めば、この結末は、「愛でなく」がはじまった時点から、また、王様に出会ったときから、あんなに明確にしっかりと物語で語られていたし。推理できるはずなのに。 なんか、虚をつかれた感じがしました。それと同時に、その場所こそ、彼がいるべき場所だという気も。 彼自身にとまどいがあるのは、自分の寿命が長くないことをしっているからでしょうか? でも、だからこそ、急がなければならないとも思ったり。 目を離せない展開です。 すぐに、コミック版の続きを読もう(笑)
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