- 新品
- コミック
- 秋田書店
七つの海七つの空(文庫版) 秋田文庫
618円
獲得ポイント5P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 秋田書店 |
発売年月日 | 2000/10/01 |
JAN | 9784253174855 |
- コミック
- 秋田書店
七つの海七つの空(文庫版)
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
七つの海七つの空(文庫版)
¥618
在庫なし
商品レビュー
4
2件のお客様レビュー
「エロイカより愛をこめて」の伯爵と少佐の「祖先」が登場するということで、もう読まざるを得ないよね!絵柄は、初期の頃の少女漫画風だ。後書きを読むと、まずこここに出てくるティリアン(少佐の祖先だ)が、「アルカサル」や「エロイカより〜」の原点になったよう。 どういうことかというと、黒...
「エロイカより愛をこめて」の伯爵と少佐の「祖先」が登場するということで、もう読まざるを得ないよね!絵柄は、初期の頃の少女漫画風だ。後書きを読むと、まずこここに出てくるティリアン(少佐の祖先だ)が、「アルカサル」や「エロイカより〜」の原点になったよう。 どういうことかというと、黒髪サド目の「悪役」が、善良美形の主人公にとって変わって主役をはってしまうというパターンは、ここから生まれたよう。イギリスの海軍大佐であるティリアン・パーシモンは、イギリスで育ちながらもスペインに忠誠を誓っていた。最終的には、あの有名な無敵艦隊で活躍するのだが、そこは歴史から分かるように最終的にはイギリスに負けてしまう。 しかし、ティリアンはその「子孫」であるエーベルバッハ少佐への影響だけではなく、さらに昔、「祖先」さえも創造した。それが、「アルカサル」のドン・ペドロだということ。 いくつもの作品にわたって、彼らの系図がみられるとはなんと楽しいことか。 まだまだ「少女漫画」としての形態を色濃く残しており、その後に描かれた漫画に比べるとストーリー的に弱い部分もあるが、やはりここは、私の愛する少佐の祖先兼「創造主」という点から、青池先生の漫画が好きな方には是非一度お勧めしたい。
Posted by
青池保子先生の絵柄・作風の方向性がバリバリの少女漫画から方向を変えた移行期の作品。家族の敵をとるために海賊になった青年ルミナス・レッド・ベネディクトと、その敵であるテイリアン・パーシモンの闘いを、16世紀末のヨーロッパの海を舞台に華麗に描かれている。最初はルミナスが主人公だったも...
青池保子先生の絵柄・作風の方向性がバリバリの少女漫画から方向を変えた移行期の作品。家族の敵をとるために海賊になった青年ルミナス・レッド・ベネディクトと、その敵であるテイリアン・パーシモンの闘いを、16世紀末のヨーロッパの海を舞台に華麗に描かれている。最初はルミナスが主人公だったものの作者がテイリアンに「キャラ萌え」してしまったために、ほとんど彼が主役となってしまった。ちなみに『エロイカ』とリンクしており、ルミナスの子孫は伯爵、テイリアンの子孫は少佐である。
Posted by