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楳図PERFECTION 4 おろち(3)
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楳図PERFECTION 4 おろち(3)
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商品レビュー
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2件のお客様レビュー
おろちのお顔が五つも大きさを変えて並んでいる表紙。表情は同じ。 カラーの扉絵が、今までおろちが見てきた人たちなのだろうか。人差し指でぐるぐるとまかれた渦の中にたくさんの人たちがいる。 3巻の二つの物語には〝父親〟という共通項目があった。 ステージ 幼少期に目の前で父親が車から...
おろちのお顔が五つも大きさを変えて並んでいる表紙。表情は同じ。 カラーの扉絵が、今までおろちが見てきた人たちなのだろうか。人差し指でぐるぐるとまかれた渦の中にたくさんの人たちがいる。 3巻の二つの物語には〝父親〟という共通項目があった。 ステージ 幼少期に目の前で父親が車から轢かれそうになった自分を庇い、数時間後に命を落とした父。 幼ながらに犯人の証言をするが信用されずに。 それから、祐一の復讐が始まっていく。 こんなに執念深く、人を復讐していく闇の深さが恐ろしかった。 でも、結局おろちが最後、少し助けたからか、 お互いの命は助かりま、犯人の気持ちを聞けたから、 祐一は、また母親の前に姿を現し、人生をやり直すことが出来たのかと思った。 戦闘 ガダルカナル島での戦争を体験した父。 その父が人の肉を食べて生き抜いたことを知った正。 それまでは親切な父の存在しか知らなかったが、 他者からその情報を得てから、気が狂っていく。 結局、あの親子は雪山でどうなったかわからない。 でも、その直前に正も父親と似たような体験をしたのが印象的だった。 お互いに、苦しいことを持っているのに、それを隠し、自分のうちに秘めて、大きな問題を抱え続けている苦悩さを感じた。 戦争はそうゆうものなのか、みんな人には言えない恐ろしさを各々がそれを抱えていたのかと思うと、 現在、高騰や便利な世の中だけど、幸せなのかなと思った。 正の、「気をまわすと何でもないことでも意味ありげにみえてくるのだ」 と恐らく2回ほど言ってた。
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「ステージ」「戦闘」 戦争中の描写は、現実を知らないだけに、 読んでいて脳が補完に努めようとするので、一層怖い。
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