商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 秋田書店 |
発売年月日 | 1993/07/22 |
JAN | 9784253169905 |
- コミック
- 秋田書店
BLACK JACK(文庫版)(10)
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BLACK JACK(文庫版)(10)
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商品レビュー
3.9
18件のお客様レビュー
灰とダイヤモンド、これただの横領だよ。 どっちがやろうとどんな経緯があろうと正当性はかけらもない。 これが美談になってしまうのは恐ろしい世界だわ。 他の話でもこの傾向が甚だ強い。 時代背景もあるんだろうが、「貧乏人は何をやっても許される」という倫理観をすり込んだ罪はかなりあると思...
灰とダイヤモンド、これただの横領だよ。 どっちがやろうとどんな経緯があろうと正当性はかけらもない。 これが美談になってしまうのは恐ろしい世界だわ。 他の話でもこの傾向が甚だ強い。 時代背景もあるんだろうが、「貧乏人は何をやっても許される」という倫理観をすり込んだ罪はかなりあると思う。
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ブラックジャック先生の父親と義母側のエピソードを多数収録。 お父さんも極悪人ってわけじゃなくて…ただ人としての欲がある人なんだよなあ…。義母さんも…義妹さんも…。 その人間同士の業のぶつかり合いみてえなものを情け容赦なくぶちまけてくるんだから手塚治虫はすごい。
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【再読】 「戦争は人間のひとりやふたり殺しても罰せられん。だが・・・・・・戦争が終わるととたんに殺人は犯罪になってしまう。こんな不都合なことがあるのか⁉」 今巻でやはり印象に残ったのは『えらばれたマスク』や『骨肉』などの、ブラックジャックの実の父親との話でしょう。また、それに関...
【再読】 「戦争は人間のひとりやふたり殺しても罰せられん。だが・・・・・・戦争が終わるととたんに殺人は犯罪になってしまう。こんな不都合なことがあるのか⁉」 今巻でやはり印象に残ったのは『えらばれたマスク』や『骨肉』などの、ブラックジャックの実の父親との話でしょう。また、それに関連した、様々な家族が出てきたのも印象的です。家族を殺されたという憎悪だけで生きる女性(『復しゅうこそわが命』)。娘の自慢の父親を演じる男(『カプセルをはく男』)。家族の復讐を果たそうと何度もターゲットを殺す医者(『あつい夜』)。人質に泣き叫びながら戻って来いという誘拐犯(『身の代金』)。 それぞれの家族の形は様々で、抱いているものも全く違う。そんな人間の複雑な感情を、マンガという媒体で表現している手塚先生は、本当に神様みたいですね。 (特に好きなお話3つ) 『カプセルをはく男』 『骨肉』 『あつい夜』
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