商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ロッキングオン |
発売年月日 | 2005/03/31 |
JAN | 9784860520502 |
- 書籍
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読むのが怖い!
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読むのが怖い!
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商品レビュー
4.6
10件のお客様レビュー
2000年代のエンタメ本のガイドなので正直古いです。 でも昔のガイドを読むことで、その時代にその本がどう受け取られていたかがわかり面白いのです。 またふたりの好みや読書傾向が全く違うので、同じ本への評価が異なるのも楽しい。読みたい本も増えた。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
書評を普段あまり読まない私にとっては、正直、書評家の勢力図(?笑)みたいものが分かりません。 以前に、笙野頼子さんの「徹底抗戦!文士の森」を読んだ時に、書評家の世界の一端を初めて知ったくらいで。 そんな私でも、北上次郎さんはさすがに知っていますよ。勝手な印象で、大御所らしく怖いんだろうな、とか、偏屈おじさんなんだろうな、とか思っていました。 その北上さんが、結構年の離れた大森さんと(あとがきによると15歳差だそう)どんな対談をするんだろう、と思いましたが、これが面白かった。「笑えて怖い、究極のエンタメ・ブック・ガイド!」の帯に偽りなし、でしたね。 この本、16年も前のものです。だから、当然、書評として挙げられている本もその当時のものばかりで、だいぶ古いです。ベストセラーとかを聞いても、あーなんかそんな本が売れてたよなあ、、、くらいしか思い出せないものも多く。でも、北上さんが、全く興味ないと平気で「読んでない」と言うので、大森さんが説明してくれたりするし、2人の評価を聞きながら、本の内容を思い出してきたりして、十分に面白かった。 この「読むのが怖い」は、更に2冊出ているそうなので(それでもその2冊も結構前のものですが)読んでみようと思います。 大森さんの北上さんにも平気で突っ込むキャラ、すごく魅力的だし、書評も冷静で、この本はそういう風に読むのか、と勉強になるのだけど、いかんせん、私はSFやホラーが苦手!選んでいる本を、ほぼ知らない。そして読む気になれない(苦笑)
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書評を読むのが好きで、そこから素晴らしい作品との出会いがあればなお良いと思うんだけど、一冊の本に纏まった場合、どうしても少しずつ読む形になってしまう。それは、いくら趣向を変えて書かれた評論であれ、やっぱりどうしても、読み続けるうち飽きを感じてしまうから。でもこういう対談集だと、お...
書評を読むのが好きで、そこから素晴らしい作品との出会いがあればなお良いと思うんだけど、一冊の本に纏まった場合、どうしても少しずつ読む形になってしまう。それは、いくら趣向を変えて書かれた評論であれ、やっぱりどうしても、読み続けるうち飽きを感じてしまうから。でもこういう対談集だと、お互いの考えが両極端に違っていたりするのも楽しいし、かつ色んな評価が楽しめるお得感もあって、無理なく読めます。本作のお二人は、かなり評価が食い違うことも多く、かつ両者とも芯となる部分がはっきりぶれないので、水掛け論みたいになる場面もちらほらあって、漫談みたいに楽しめます。そしてもちろん、読んでみたくなる本との出会いもあり、素敵な一冊でした。
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