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信仰が人を殺すとき
2,750円
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
| 発売年月日 | 2005/04/22 |
| JAN | 9784309204338 |
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信仰が人を殺すとき
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商品レビュー
4.1
10件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
登山やクライミングのノンフィクションが面白かったのでジョンクラカワーを追いかけようと手に取った1冊。いきなりそのボリューム(450頁2段組)にビビったが、中身はもっとびっくりの、なんとモルモン原理主義者の殺人事件を題材に取った宗教ルポ。 モルモン教と言えば、酒やコーヒーや高度な現代医療を拒否してストイックに暮らす人々で、イケメンの外人がクロスバイクに乗って颯爽と布教活動をしているイメージだったが、その発生から経過、原理主義者たちの分裂、アメリカでの存在の大きさを知って、色々びっくりし、考えさせられる。 信教の自由は担保されるべきだと思う、人がどういう信仰を持とうがそれを否定するような社会じゃないほうがいいってのは大前提として、一夫多妻制や近親婚、男性優位や白人優位を教義とすることや、兄弟の妻と娘を平然と殺すお告げをする神を奉る宗教ってどうなんやろ?それを自由に放置していいのだろうか? 折しも日本では安倍元総理殺人事件裁判で山上被告が注目を浴びている、彼もカルトの被害者である。統一教会も謎の合同結婚式(桜田淳子など)で脚光浴びてたよな…。 八百万の神がおわせられる日本、オウムにやられた日本に住む俺たちだからこそ、信教の自由を守りつつ、怪しいカルトには疑問の目を向けるべきなんだろうなと思う。 少なくとも俺は、「あいつを殺したら救われるし、背けば地獄へ堕ちる」というお告げをする神様に救われたくはない
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「お告げを受けるとはどういうことか?」「啓示とはなにか?」をずっと考えているがわからない。科学的にはどういう仕組みなのだろうか。 一夫多妻でかつ未成年の少女を妻に迎える、言うことを聞かない妻子は暴力で服従させる、というおぞましい原理主義者たちに何度も怒りがこみあげた。
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モルモン原理主義者が起こした殺人事件を導入として、モルモン教の成り立ちや迫害の歴史などを網羅していく。知らなかったことがたくさん書いてあり驚きの連続。一夫多妻婚を重要な教義とするに至った経緯がほとんどギャグなのだが(唯一笑った部分)、都合のいい解釈に巻き込まれる少女たちの悲劇がお...
モルモン原理主義者が起こした殺人事件を導入として、モルモン教の成り立ちや迫害の歴史などを網羅していく。知らなかったことがたくさん書いてあり驚きの連続。一夫多妻婚を重要な教義とするに至った経緯がほとんどギャグなのだが(唯一笑った部分)、都合のいい解釈に巻き込まれる少女たちの悲劇がおぞましすぎて最後まで読めない人もいると思う。殺人事件の裁判場面では、宗教と政治が当たり前に共存するアメリカという国が抱えるジレンマや、信仰と精神疾患の違いについて考えさせられる。もうちょい事件について掘り下げて欲しかった気もする。
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