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雨と夢のあとに
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雨と夢のあとに

柳美里(著者)

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雨と夢のあとに

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川書店/
発売年月日 2005/04/10
JAN 9784048735957

雨と夢のあとに

¥1,540

商品レビュー

3.7

36件のお客様レビュー

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2021/03/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

小学校のころにドラマ化されていた作品で、おぼろげな記憶はあったものの どんな話なのかはほとんど覚えていなかった(同じキャストの「てるてるあした」と混ざっていたみたいです)ので楽しんで読めました。 母が持っていて、「ホラーだよ」ということだったのですぐに読み始めました。 雨ちゃんのモノローグは小学生に思えないくらい大人びていて、 ドラマ版も確か中学生の設定だったので少し違和感がありました。 物語の最初から独特の雰囲気があり、 あっという間に引き込まれてすぐに読み終わりました。 後味のいい、ハッピーエンドというわけではないですが、 これはこれで好きなエンディングでした。 お隣の家の状態はすごそうでした。 改めてドラマが見たいです。

Posted by ブクログ

2020/04/09

2020.4.9 読了 桜井朝春(ともはる)カメラマンの父と 娘 雨ちゃんの話。 最初から「イヤな予感」があり、 私にとってちょっと読みにくい文体では あったんですが、 その予感が 当たってるのかどうなのかが 気になって めちゃめちゃ読み進みました。 ラストも 救いがなく...

2020.4.9 読了 桜井朝春(ともはる)カメラマンの父と 娘 雨ちゃんの話。 最初から「イヤな予感」があり、 私にとってちょっと読みにくい文体では あったんですが、 その予感が 当たってるのかどうなのかが 気になって めちゃめちゃ読み進みました。 ラストも 救いがなくて、 読後感は どんよりしてしまいました。。。

Posted by ブクログ

2019/06/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

柳美里さんシリーズ、第2段! 幻想的な不思議なお話でした。 雨という名の小学校6年生の女の子が主人公です。 お父さんは、蝶などを撮影する写真家で、海外に撮影に行く際は、娘を一人日本のマンションに置いて出掛けます。その間、彼女は学童とコンビニ弁当暮らし。 台湾で珍しい蝶に出会うシーンから物語は始まります。 虫網で蝶を捕まえた瞬間に、お父さんは5mほどの穴に落ちてしまい、土砂振りの雨に見舞われ… 場面は変わり、日本にいる娘の描写… お父さんとメールも電話もつながらない日が10日ほど続き、心配していると、突然、帰宅。 お父さんがご飯を作ってくれたり、隣に住む女性が世話をやいてくれたり、一緒に花火をしたりと平穏な夏休みを過ごします。 しかし、あるとき、3人で撮った写真を現像すると、2人が写っていない…。 雨ちゃんの出生の秘密や、隣に住む女性の苦しみなど、様々な思いが錯綜しながら物語は展開していきます。 ラストは… 親戚の叔母さんから電話があり、お父さんが台湾で亡くなったと外務省からの連絡があったと。 でも、目の前にいる父には告げず、2人で静岡まで旅行に行きます。そして、亡くなってから49日間は、この世に滞在できたと告げられお別れします。 じんわりくる物語でした。 夫に、あらすじを話すと… 「それで、何を言いたい話なの?」  …それは…わからないな…。 お父さんとお母さんの複雑な関係とか… 隣に住む女性の好きな映画と彼氏との話など… 雨ちゃんとクラスの男の子北斗くんなども… 恋愛を巡る心理描写が秀逸な作品でしょうか。

Posted by ブクログ

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