商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 平凡社/ |
発売年月日 | 2005/10/25 |
JAN | 9784582832853 |
- 書籍
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財界とは何か
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財界とは何か
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内容の充実度で群を抜く著者の作品です。(「それはないでしょ、日本の政治」は名著です) 本作は、経済3団体と呼ばれる日本経団連(経団連と日経連という別の組織が2002年に合併)、経済同友会、日本商工会議所の歴史を振り返る労作です。 そういえば昔は、石坂泰三、土光敏夫、稲山嘉寛、斎藤...
内容の充実度で群を抜く著者の作品です。(「それはないでしょ、日本の政治」は名著です) 本作は、経済3団体と呼ばれる日本経団連(経団連と日経連という別の組織が2002年に合併)、経済同友会、日本商工会議所の歴史を振り返る労作です。 そういえば昔は、石坂泰三、土光敏夫、稲山嘉寛、斎藤英四郎、平岩外四など歴代の経済界の重鎮たちの発言はよく報道され、それなりの影響力もあったようですが、現在の3団体のトップの名前いえますか?日本経団連会長は中西宏明(日立)、同友会代表監事は櫻田謙悟(SOMPOホールディング)、日商会会頭は三村明夫(日本製鉄)という布陣でしたが、小粒になったのか、発言力が弱くなったのか、あまり表には出てこなくなりました。 本書は2005年の作品ですので、書かれている内容は既に昔話となっていますが、当時小泉政権下で盛んに言われていた「民営化」について、民間企業の不祥事(食肉偽装事件、原発の事故隠し、自動車メーカーのリコール隠し、化粧品メーカーの粉飾決算など)が明らかになるにつれ、既得権益にしがみつく「守旧派」対、公正な民間という構図が崩れ去っていた時期の記録ともなっています。 そして今、経済界は新たな決断を迫られています。 ウイグル・チベット問題や尖閣問題、香港や台湾問題にどう向き合うのかという対中国スタンスです。己の利益を優先して、現状の問題を見て見ぬふりし続けるのか、日本人として自由や人権を守り抜くのかその覚悟が試されています。
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戦後は、統制とはのろわれた言葉だった。この統制経済気に行われた日本の政治、経済に関する構造改革は多い。 財界は戦前と大きく変わった。 財閥が解体された。 橋本は小沢に政権を奪われて自民党を叱咤激励し、自民党を政策集団へと脱皮させるべく自らの政策を唱えた。 政治主導が強かった。金融...
戦後は、統制とはのろわれた言葉だった。この統制経済気に行われた日本の政治、経済に関する構造改革は多い。 財界は戦前と大きく変わった。 財閥が解体された。 橋本は小沢に政権を奪われて自民党を叱咤激励し、自民党を政策集団へと脱皮させるべく自らの政策を唱えた。 政治主導が強かった。金融業界がスケープゴートになった。 学者の世界と政治の世界は違いますからね、(2002ん念日本経団連会長奥田氏のコメント) NTTは巨大すぎて競争にならないということで東西に分割された。
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