商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 有斐閣/ |
発売年月日 | 2005/03/30 |
JAN | 9784641162327 |
- 書籍
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プラットフォーム・リーダーシップ
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プラットフォーム・リーダーシップ
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商品レビュー
3.7
3件のお客様レビュー
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第4次産業革命が進展していくなかで重要性を増しているデジタルプラットフォーム。本書は1980年代〜2000年前後のプラットフォームをリードしたインテルやマイクロソフト、またリードしようとしていたNTTドコモを取り上げ、産業のエコシステムを発展させる要因を論じている。 ①企業の範囲:企業内部で何を行い、外部企業に何を行わせるか。製造業のようなサプライチェーンとは異なり、さらなるイノベーションは補完的なスタートアップから生まれるがリーダーシップ企業が方向性を主導することが求められる。 ②製品化技術:リーダーシップ企業において開発した最新技術をプラットフォーム化を促進するために補完企業に共有する必要がある。しかし競争可能性がある企業へのオープンの程度や開示方法が問題となる。 ③外部の補完企業との関係 リーダーシップ企業と補完企業との関係が協調的であるか競争的であるか。その中において買収、出資、出向、さまざまな関係性があり得る。 ④内部関係 リーダーシップ企業内部においても、プラットフォーム化を推進する部門と収益を追求する部門間で対立が起こり得る。内部の風通しをよくしながら当該企業と産業のエコシステム双方の発展のバランスをとれる関係が求められる。 一企業の発展のためには、プラットフォームのリーダーシップを取る企業だけの発展だけでなく産業そのもの、あるいは新しく創造された産業の発展を意図しなければならない。そのためには現状の技術に基づいた製品の開発ではなく、将来的な理想像を作りそれを目指した開発に補完企業を誘導することが必要となってくる。
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1999年にサービスが開始されたNTTドコモのiモードの事例が初々しい2001年の一冊。2005年日本語版第一版。 産業生態系「エコシステム」の基盤となる技術土壌をオープンにし、維持するプラットフォームリーダーの思想、特性がつぶさに観察できる。 ともすれば共生と競争そして補完...
1999年にサービスが開始されたNTTドコモのiモードの事例が初々しい2001年の一冊。2005年日本語版第一版。 産業生態系「エコシステム」の基盤となる技術土壌をオープンにし、維持するプラットフォームリーダーの思想、特性がつぶさに観察できる。 ともすれば共生と競争そして補完の関係は、市場原理と離れたところで語られる危険性を孕むが、これらの最大公約数が揺れる部分をマネジメントすることが真のプラットフォームリーダーシップではないかと考えた。 ちなみに当時のiモードが提供していたコンテンツとしては、ニュース、ディズニーやユニバーサルなど映画会社提供コンテンツ、着信音配信、レストランなどのタウン誌情報、銀行取引サービスの類のみ。スマホがこれだけ台頭してきてSNSしてる今、隔世の感が。
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返却期限が迫ってきたので走り読み。 技術的優位、市場で支配的な地位にある企業が、業界のイノベーションを仕切り、産業競争力をつけつつ、自社製品を販売を促進する、的な話だと理解。 インテルのケース(この本の8割程度がインテルの話)で、自社のプロセッサの能力を最大限活かすため、PC...
返却期限が迫ってきたので走り読み。 技術的優位、市場で支配的な地位にある企業が、業界のイノベーションを仕切り、産業競争力をつけつつ、自社製品を販売を促進する、的な話だと理解。 インテルのケース(この本の8割程度がインテルの話)で、自社のプロセッサの能力を最大限活かすため、PC内のインターフェース規格の標準化を図り、ソフトウェア、ハードウェアベンダーを巻き込んでいったプロセスで、インダストリー・自社・パートナーが相互Win-Winな関係を作り、産業全体として発展しつる、イノベーションの趨勢をコントロールする。 コレが勝ちパターンだな。 他の産業でも適用可能な考え方だな。 って今は思いつかないけど。
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