商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社/ |
発売年月日 | 2005/09/30 |
JAN | 9784105014063 |
- 書籍
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冷血
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冷血
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商品レビュー
3.8
20件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
重い本だった。でもこれで全部じゃない訳で。カポーティはどれだけの資料を読み込んだんだろうと思う。どれだけ構成を練り直したんだろうと思う。本当に尊敬する。 ペリーが自分の写真を託したというエピソードがいちばん胸に響いた。 私が見聞きしてる事件にも同じように背景があると思うので,少しでもいいから知りたいと思う。あと,もっと早く読んでおくべきだったと後悔。この本の感想を語り合える日がくるといいなと思う人がたくさん思い浮かぶ。
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何度も挫折しかかってやっと読了。 手元にこの本しかなく、読み進めるしかない情況におかれてなかったら読めなかったかも。 とにかく暗い。 なぜ、何の落ち度もないクラッター家の四人を残虐な殺し方で殺害したのか…。 生い立ちも幼少期の育成もディックはいたって普通だしペリーは可哀そうだけど、主にシスターにいじめられたことが起因してるし(両親の離婚がなければ、施設に行くこともなかったわけだけど)、容貌のコンプレックスからくるのか (インディアンの混血で事故の影響で足が極端に短い)、 とにかく、あの瞬間クラッター家の人たちに尻拭いを(過去の人生の屈辱の怒りを?)してもらわなければならなかった。という意味合いのことを言ってたけど、それがすべてだったんだと思う。
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