商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東洋経済新報社/ |
発売年月日 | 2005/11/26 |
JAN | 9784492042427 |
- 書籍
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使える弁証法
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使える弁証法
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商品レビュー
3.7
46件のお客様レビュー
この世の中は必ず2項対立の構図でできている。この壁を越えれる方法が弁証法。これは汎用性の高い素晴らしい思考法。目の前の本質を見抜くため、未来を予測するために欠かせない思考法である。
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哲学のことはあまり詳しくない私であるが、ちょくちょく「アウフヘーベン」など哲学用語を目にすることがあり、少し調べてみた。副題の「ヘーゲルが分かればIT社会の未来が見える」に惹かれたのもある。本書の特徴は弁証法について基礎的なことを具体例を挙げて説明していることだ。正(テーゼ)と反...
哲学のことはあまり詳しくない私であるが、ちょくちょく「アウフヘーベン」など哲学用語を目にすることがあり、少し調べてみた。副題の「ヘーゲルが分かればIT社会の未来が見える」に惹かれたのもある。本書の特徴は弁証法について基礎的なことを具体例を挙げて説明していることだ。正(テーゼ)と反(アンチテーゼ)があり止揚(アウフヘーベン)して合(ジンテーゼ)に至る思考方法が分かる。そして弁証法を活用した思考法とその先にある未来を見る方法を解説している。世の中の進化を螺旋階段に例えているのも分かりやすい。復活や復古と進化の階段を上がるのを繰り返すことが弁証法の肝なのではないかと理解した。2005年の著書なので若干例が古い感じがするが、そこは弁証法的思考でどのように世の中が進化してきたのかを検証する意味で腑に落ちる要因となる。
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弁証法を理解するのに、大局観を養うのにとてつもない良書だった。 弁証法の根源的な考え方やそこに紐づく法則 ・事実の螺旋的発展 ・否定の否定による発展 ・量から質への転化による発展 ・対立物の相互浸透による発展 ・矛盾の止揚による発展 事例をベースに解説されておりとてもわかりやす...
弁証法を理解するのに、大局観を養うのにとてつもない良書だった。 弁証法の根源的な考え方やそこに紐づく法則 ・事実の螺旋的発展 ・否定の否定による発展 ・量から質への転化による発展 ・対立物の相互浸透による発展 ・矛盾の止揚による発展 事例をベースに解説されておりとてもわかりやすかった。 また、全ての物事には矛盾が含まれその矛盾を解消するのではなく弁証法的に止揚した時に進化が生まれるというのは面白かった。 例えば、「出社vsリモートワーク」、「プロ野球におけるベテラン起用vs若手起用」みたい事象も不満を解消するのではなく止揚することが大事なのだと理解した。
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